番外編
mm side
俺ら出会って数週間後、彼らは神様に頼みこんで、俺たちが再会した、キキョウがいっぱい咲いている花畑に家を建てた。
「大〜?起きてー」「うむ…もうちょっと…すぴー」
「ちゅ」「…///」「キスしたら起きるってどっかのお姫様みたいだね笑」「いいじゃん…別に…///」
俺たちは毎日ラブラブ!一緒のベットで寝て、一緒のベットで起きて、一緒にご飯作って!部屋でイチャイチャして、一緒にお風呂も入る!
大介がいなかった空白の時間を埋めるように、俺たちは毎日をすごした。
「みんなに会いたいな…」ふとこぼした彼の本音。実は俺もこっちに来てから俺はメンバーに会ってない。なんならふっかさんなんて、数年会ってないよ。
「探しに行こっか!時間は無限にあるし、歳をとらないから会えるよ!きっと」「うん!」
こうして俺らはメンバーを探しに行くつもりだった…のだが、
「あれー?めめじゃーん」結構早いタイミングで会ってしまった。え、この感じだと数十年かかる予定だったんだけど…?
「佐久間くん、久しぶりのふっかさんだよ!」
「あ、え、ふっか…」久しぶりに会ったメンバーの顔を見て、彼は少し涙目になった。
「さくちゃん数十年ぶりだね。元気だった?寂しくなかった?やっと会えたね笑」
「ふっかぁぁぁ」彼はふっかさんに抱きつき、大泣きした。俺一応彼氏なのに目の前でハグされるとか耐えられないんだけど?
「めめごめんね〜すっごい顔してるよ笑」 「そりゃ目の前でハグされたら誰でも嫉妬しますよ」変わらないふっかさんの大人な感じ。
「そういえば、ふっかさん1人なんですか?」「いや、そうでも無いよ。」「みんなに会える?」ハグをしたままの涙目の大介がふっかさんにそう言った。そんなことしたらみんな大介のこと好きになっちゃうからやめて!
「会えるよ」
「ひかるにも?」
「うん。ラウはまだこっちに来ていないっぽいけど、ひかるも舘さんも翔太も阿部ちゃんも、康二もいるよ。」「めめ!行こ!」
無邪気に笑う君は可愛いんだけどさ、なんで最初に岩本くんの名前出すの?大介と付き合ってた時の最大のライバル岩本くんなんだけど?あと、ハグやめようか…
「いいんだけど…」「ん?」ふっかさんから取り返すように俺は大介をふっかさんから引き離した。
「ハグを長時間彼氏の前でしないでください。流石に嫉妬する…//」「へ、?あ、ごめんね…//」
「めめが嫉妬2%から120%に成長した…」「もう!ふっかそんなことはいいから案内して!みんなのところに!」「へいよ」
みんなのところに行く間ふっかさんは色々なことを話してくれた。人が死ぬと必ず空の色その人のイメージカラーに変化するって。だから俺が来た時黒色に変化したらしくそこで俺が来たってわかってたらしい。まぁ下の様子も見れるらしいんだけど…ラウールのことも聞かれた。
「ラウは?今1人?」「そうです。俺、ラウだけが心残りで死ぬの迷ってたら、あいつ僕のことは心配しないでって言われました笑」「でも、もうすぐこっち来そうだな…」「そうなんですか?」「勘」
たわいもない会話をしながら進む。そこで玉森くんや宮田くんの話になった。
「そういえばさくちゃんキスマイ兄さんに会った?」「会ってない…俺よくわかんないんだけど、あのお花畑から出られなかったの…多分神様のいたずらかなんかでめめに再会するまで出られないようにされてたんだと思う…」「そうなんだ…」 「ふっか宮田くんたちに会った?」
「会ったよさくちゃんのこと心配してた。めめと再会できたかなって。だから兄さん達にも会いに行かないとね」「うん!」
なんやかんやで、ふっかさんの足が止まった。そこにあったのは大きな家。色は白ベースでとっても綺麗だった。「あれ…あの花って…」
「そうだよさくちゃんが俺たちに向けてくれた花神様に頼んで花壇に育てさせてもらったんだ。」
家の目の前にある大きな花壇には、たくさんの花。その中には、大介が俺に送ってくれた花もある。
ガチャ
「ふっか〜おかえり〜」中から出てきたのは、大介のシンメであり、俺の相談相手であった阿部ちゃん
「え!?佐久間…!めめも…」
「あべちゃぁぁぁぁんあいだがっだぁ゛…グスッ」大介はふっかさん同様阿部ちゃんにもハグをしに行った。え?そろそろ俺限界よ?大介の大きめな鳴き声を聞いたのか中から他メンバーも出てきた。
「佐久間…?/佐久間くん…?」
「ひがる゛…りょーだ…しょーだ…こーじ…」
久しぶりの再会に彼は号泣。そのあとはみんなで大介を囲みながら泣いていたよ。康二なんて、滝のように涙出てて、それをみた大介が泣いて、それを見て康二もまた泣いてで泣き止ますの大変だったんだ笑でも、久しぶりに再会して、嬉しそうだったから良かった。みんなで住まないかって聞かれたけど、大介がそれを断ったんだよ!
「みんなとの時間も大事だけど、今一番大事な時間は蓮との時間だから」って!かっこよすぎて俺惚れ直した笑
そのあと、キスマイ兄さんにも会ってきたよ。玉森くんと宮田くんと大介が話している間俺は、藤ヶ谷くん、横尾くん、北山くんと話してた。二階堂くんと千賀くんはどっかで遊んでるらしい…藤ヶ谷くんとは10歳差なんだけど、やっぱりキスマイ兄さんの年長組はおとなっぽいなーって思ったよね笑
話が終わったあと、俺と大介は来た道を戻り家に帰った。今日は色々なことがあったなーって二人で話しながらご飯食べて、風呂友して笑一緒のベットに入ったよ。
「蓮、好き…大好き…蓮に会えてよかった」
「俺も大介のことすっげぇ好き。俺の前に現れてくれてありがとう」
大介の唇にキスをし、俺らは眠りについた。そして、明日も幸せな日を送る…
お互いが居れば、無限の幸せを得れることを知ったから、俺たちが離れ離れになることなんてないよ。
蓮に/大介に永遠の愛をここに誓います。
終わり🕊𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎
コメント
8件
本当にこんな素晴らしい小説書いてくれてありがとうございました…………… 涙が…………もう……………すんごいです………………