テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
※学パロ
※全員同い年設定
※キャラ崩壊気味
💛side
勇「仁人、ごめん!ちょっと待ってて!」
仁「いってらっしゃい」
職員室で先生に呼び止められた恋人を見送る。
小さく手を振り、窓際にもたれかかる。
(勇斗どれくらいで帰ってくるかな〜)
(帰ったら何しようかな〜)
(明日の授業なんだっけな…)
などと、ぼーっと空虚な空間を眺めていた。
🤍side
(あ、吉田さんだ。勇ちゃんとさっき教室出ていかなかったっけ?…というか勇ちゃんいないし…)
ぼーっとどこかを眺めている吉田さんが目に入った。どこか寂しげな憂いのある人だなといつも感じていた。
ふと手元のカバンを見ると俺の好きなゲームのキーホルダーが付いていた。
柔「吉田さんも、そのゲーム好きなの?」
突然のことで驚いたのか、肩をビクつかせ、慌てたように振り返り、視線を彷徨わせた。
(この人こんな可愛げのある感じなんだ)
驚いた反応が小型犬のようで思わず笑ってしまった。俺が笑っていることが理解できないようで、より困惑の表情を浮かべた。
柔「ごめんごめん(笑)俺そのゲーム好きなんだけど、知ってる人少ないからつい声かけちゃった(笑)」
すると吉田さんの表情がパッと明るくなり、目を輝かせて話しかけてきた。
仁「え、山中くんこのゲーム好きなの!?え、うそ!!知ってる人初めて会った!!」
(意外とテンション高い人なんだ)
仁「えー!!!めっちゃおもろいよね!?何使ってるの??」
上目遣いでグイグイ迫ってくる。普段とのギャップがすごい。
(よく見ると目大きいな)
(肌も白い)
(唇も分厚いんだ)
一生懸命話す吉田さんを見て考えていた。
仁「うわー!!嬉しいな!!勇斗このゲームやってくんないからさ…」
柔「そーなん??確かに勇ちゃん興味なさそうだもんね(笑)」
こんな感じの人ならもっと話しておけばよかったなと思ったのも束の間、
勇「柔太朗、なにしてんの?」
いつも聞くことのない低い声が後ろから聞こえた。
その瞬間、吉田さんが俺が声をかけた時とは違った怯えを見せた。
柔「あー、勇ちゃん。いや、俺が好きなゲーム、吉田さんも好きみたいでさ。」
仁「あ、山中く…」
勇「仁人、帰ろ。」
吉田さんの声を遮り、手を取って帰っていく。俺のことは見向きもしない。
吉田さんは耳まで赤くして、潤んだ瞳で勇ちゃんを見つめていた。
太ちゃんはああいう風に言うけど、付き纏われてるのは吉田さんの方だと思うな。あの独占欲の塊のような目、よっぽど吉田さんの目に他人を映したくないんだな。
(自分だけ見ていて欲しいって言う感じだろうな〜)
友達である自分達には見せない、勇斗の別の一面を見てため息が出た。
そんな子供だったら、いつか別の人に吉田さんを取られちゃうよ…。
次の日
向かいから歩いてくる吉田さんを見つけた。
柔「吉田さん、おはよう」
仁「…っ!!お、おはよう…///」
顔を真っ赤に染め、消え入りそうな声で通り過ぎていく。
(ほら、やっぱりね〜)
吉田さんの首筋には”大きなうっ血の跡”。
いつもなら隠せる所につけるけど、昨日はそうはいかなかったんだ。
柔「子供だな〜勇ちゃんは(笑)」
独り言を呟いた。