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ー病院ー
ないこはりうらを抱っこして、アニキと待合室にいた。
「病院やぁっ…・゚・(。>д<。)・゚・」
「すぐ終わるからね…」
「りうらさん、どうぞ〜!」
看護師さんが呼んできた。
「りうら、行こうか。」
「…」
ガラッ!
「失礼します。」
「こんにちは。さっそくだけど、どういった症状ですか?」
「ええっと、頭痛と吐き気が昨日から続いていて…」
「そうですか…ちょっと待っててくださいね」
「疲れやストレスがたまってますね。以前もこのようなことは?」
「2年前にもあって…」
「続いてるんですね…特にりうらさんは、大きな音が苦手でストレスがたまる場合がありますね。HSPっぽい症状かもしれません。 」
「…そうですか。ありがとうございます。」
「薬も一応出しとくので、飲んでください。 」
「はい、分かりました。」
ガラッ
ないこはりうらを抱いて病室を出た。
アニキの元へ駆け寄る。
「ないこ、どうだった? 」
「疲れとかストレスが原因だって…大きな音が苦手みたい…」
「そうか…りうらにとっては辛いな」
「小さい頃から音楽好きだもんね」
「そうやな…」
「とりあえず、薬貰いに行こう!」
タッタッタッ
ないこたちは、薬を貰い、病院を出て家に帰った。
ガチャッ!(玄関のドアを開ける)
「ただいま〜!」
「もどったで〜!」
『おかえり!ないにい!!』
トタトタッ
ガチャッ(リビングのドアを開ける)
「ほとけっち〜、仲良くお留守番できた?」
「うん!できたよ!」
「マリカしてたし、喧嘩してないよ〜!」
ほとけと初兎は、口々に言う。
「ほな、もうお昼だし、ご飯にするかあ〜!」
時計の針は、もう12時を指していた。アニキは、ご飯をつくるため、キッチンへ向かう。
「ないこ〜、まろ2階にいると思うから連れてきてや!」
「おっけー!」
ガチャンッ
ないこは、ifを呼びに2階へ行った。
「よっしゃあ”あぁ!」
「また負けたぁあ”!」
ほとけと初兎が騒ぎ出す。
「ッ!ゔぅ…しょぅ、にぃ… 」
「!ごめんな、りうちゃん…大きな声出てもうて」
「ゔぅ…あた、ま…いたぃ…( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ポロポロ」
「りうちゃん!!」
「しょうにい!マリカやめて、ゆうにい呼ぼう!」
「読んでくるから待ってて!」
ーキッチンー
「ゆうにい!りうちゃんが頭痛いって泣いちゃって…!」
「ほんまか!?今行くから待っててな!袋とか色々持っていくから!」
ーリビングー
「りうら、大丈夫か??」
「ん…( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ポロポロ」
「辛いなぁ…( ๑´•ω•)۶ヨシヨシ」
「グスッ」
サスサス(りうらの背中をさする)
「ん…」
(落ち着いたな…早くご飯つくらないとな…)
アニキは急いでご飯をつくりに再びキッチンへ向かった。
2階からものすごい音が聞こえてきた。
トダドダドダッ!!
バンッ!!
次回♡1000!
投稿頻度落ちてるけど、読んでくれてありがとうございます!