主🪼 「今回は📢🍍!」
***
📢視点
📢🎼 「なつ入るぞ。」
🍍🎼 「ちょ,ノックしろよ…」
📢🎼 「いいじゃん」
🍍🎼 「…」
📢🎼 「宿題してたん?」
🍍🎼 「うん。いるまは?いいの?」
📢🎼 「なつがいる中そんなことに時間裂けないし。」
🍍🎼 「はぁ…」
ぽふ…(ベッドに座る
📢🎼 「ほら,来いよ」
🍍🎼 「…はいはい(笑」
📢🎼 「なつ…彼女…いる?」
🍍🎼 「別にいねぇよ。いるまもだろ?」
📢🎼 「なつが好きだよ。」
🍍🎼 「そうか…」
📢🎼 「俺たちって付き合えないの?」
🍍🎼 「…男同士じゃん。そもそも」
📢🎼 「らんとこさめとか、今日来たすちとみことだって恋人じゃん。」
📢🎼 「やっぱり,兄弟だから?
🍍🎼 「…かもな」
答えになってないわけではないし,俺だってわかってる。
一度縁が切れたからって、血の繋がっていることに変わりはない。
幼い頃に引き剥がされて,なつは母親に引き取られ,母子家庭で育った。
俺の時もだったけど,親は俺たちに興味なんてなかった。
学校に来ない。イベントにはもちろん,面談にすら来なかった。
飯や睡眠は途中まで確保できていたけど,無視され続け,1週間以上、一言も話さなかった時もあった。
いつしか再婚。
再婚相手の男は暴力ばかり。
結局最終的には,小さな体で、家から出た
覚えてるよ?
ずっと写真持ち歩いてたし。
大好きだから。
***
ー?年前
🌸視点
🌸🎼 「はぁ。…ちょっとキツくない?」
探すとは言ったけど,こさめのことと受験勉強で精一杯…
🌸母 「何してんの?」
🌸🎼 「うーん…人を探してて」
🌸母 「…ここら辺にいるの?」
🌸🎼 「それが分かんなくて…」
🌸🎼 「紫崎いるまって人の弟で,なつっていう名前らしいんだけどさ?」
🌸🎼 「たぶん地方内にあると信じて探してる…あ,30分後には勉強するから。」
🌸母 「30分後って…もう23時じゃない。まだご飯も食べてないでしょ?」
🌸🎼 「…ごめん」
無駄な事に時間裂きすぎって思われてるんだろうな…
我儘言ったら怒られるし,自分で頑張らないと…
***
今日も収穫なし。この県の中学校とか全部の学校調べてみたけど,名前無いや…
やっぱり俺ってダメなのかな…
何しても落ちこぼれてる部分あるし。
精神おかしいし。
いいや,集中しよう…
他県だって調べられる。
***
🌸母 「ごめんね、仕事入ったから出かけてくる」
🌸🎼 「…今から?」
🌸母 「ええ…ごめんね」
🌸🎼 「うん,大丈夫だよ。」
勉強…しなきゃ…
🌸母 「あとこれ。」
🌸🎼 「何これ…」
🌸母 「他県を調べたら,×〇〇小学校卒業生欄に、「なつ」って名前があったから。確定では無いけど,多分。」
🌸母 「いるんじゃない?ここらへん」
🌸🎼 「…!」
🌸🎼 「ありがとう!」
🌸母 「勉強頑張ってね」
🌸🎼 「お母さんも,仕事頑張って来てね!」
🌸母 「言われなくても」
やっぱりお母さんは俺よりも優秀だ。
どこでその遺伝子を絶ってしまったのだろう…
***
場所は電車の最短ルートで4時間半。
お金は普通にたくさんかかる。
でも,俺はすぐにその場へ向かった。
主🪼 「少し短いけどここで切りますね。全然過去編凸ってた…」
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