テラーノベル
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僕は希望通り、塩サバを作っている。
そして彩香さん、未亜さんがソーダカツオ調理中。
最後のソーダカツオで、たたきとカツオの塩漬けを作るそうだ。
最後と言っても、5本くらいあるけれど。
朗人先輩は宣言通り、キビナゴで何種類か料理を作っている。
あとは理奈先輩がヒラメとウシノシタを捌いて。
川俣先輩は七橋先生用の3本を、きっちり下拵え。
美洋さんは小魚を捌いて、カリカリに揚げるのだそうだ。
なお秋津勢は朗人先輩と理奈先輩以外は、基本的に料理をしないらしい。
時々、朗人先輩が魚の捌き方をスパルタ的に教えていたのだけれど、あれは逆効果だったのだろうか。
そして草津先生は、今はアジを頭から開きにして、塩水に漬けている。
「アジを今日夜と明日朝以外に欲しい人、早めに言って下さいね。そうしないと、全部捌いてしまいますよ」
「参考までに、どうするのですか」
「普通の干物は十分作ったので、ちょっと勿体ないですけれど味醂干しを」
それも美味しそうだ。
「中サバ2匹とアジ2匹、トレードお願い出来ますか。中サバは、味醂干し指定で」
「いいですよ」
あっさり交渉成立。
ちなみに、交換で貰ったアジも同じように塩して、しめ鯖風にする予定。
そんなこんなで、2時間くらい調理したら、最後の海遊びだ。
学校から海水浴場まで自転車で行ける距離だけれど、やっぱりここの海はいい。
ちょっと潮の流れが速くて、注意が必要だけれども。
岩場に魚も多いし。
そうだ。
「岩牡蠣探し、最後にやりませんか」
「いいな、それ」
文明先輩が、即乗ってきた。
朗人先輩もやってくる。
「すまん、朋美に透里、また頼む」
「お代は高いですよ」
なんて返事が返ってきたけれど。
実際、岩牡蠣はある場所がわかれば、結構簡単だ。
この前の岩場の先からスタートして。
紐付き浮き輪に袋を固定して、入れ物代わりにして。
無理ない場所だけ狙って、獲っていく。
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