日常・非日常

目黒の家は、もう自分の家みたいに落ち着く。物があるのは仕方ない。だが、ここにいる方が長くなってきた。

渡辺ーコーヒー。

目黒ーん。

渡辺ー俺、理解出来ないんだけど。

目黒ー俺も。

渡辺ー俺が好きなのに、何でお前を刺す？

目黒ーお世話したのは、康二なのにね。何で翔太くんを刺したんだろ？

渡辺ー俺を刺した？結果的にそうなったけど・・

目黒ー違うよ、やめようと思えばやめられた。なのに刺したんだよ。

渡辺ー余計、分かんない。

そこへ、岩本と深澤が来た。

何であんなことしたか、父親に聞かれた。

「しょっぴーを庇ってるめめ、そのめめを刺そうとすると、必ずしょっぴーが助けに入る。愛してるからよ！」的を得てるが、父親や母親には通じない。「変な妄想は大概にして！」と母親に泣かれた。当然、傷害罪である。

岩本ー外では気をつけているんだろ？

目黒ーん。

深澤ー妄想も、侮れないな。

渡辺ーホントそれ。

岩本ーとりあえず、もう少し大人しくしてて。

渡辺ー・・。

深澤ーナベ、大人しくな！

目黒ー当たり前だけど。

渡辺ーふん！

岩本たちが帰り、渡辺は目黒を見る。唇をペロリと舐める。

目黒は屈んで渡辺にキスをする。

浅く深く。

目黒ーお腹刺されたの、初めてじゃないよね？

渡辺ーそんな、何回も刺されるか！

目黒ー確か、刺された記憶があるんだけど。

渡辺ーしょっちゅう色んなことがあるから、覚えとらんわ。

目黒ー大人しくしようね〜。

渡辺ー目黒！

目黒ー無理でしょ？

渡辺ーだからぁ、俺がしてやる。

目黒ーどうした？

渡辺ー人生、何があるか分からんだろう？そのときの感情のまま動いてもいいかなと。

目黒ー翔太くん・・。

そっと渡辺の上に、覆い被さり抱きしめて身体を入れ替える。

渡辺が目黒の上になった。

目黒ー無理しないでよ？

渡辺ー大丈夫だって。

目黒ー・・んっ・・。

目黒ーはぁ・・翔太くん・・。

目黒ー痛くない？・・はぁ・・。

目黒ーんっんっ・・。

渡辺ー大丈夫だ。

目黒ー翔太・・でる・・はぁはぁ。

渡辺ー良かった？

目黒ーん、気持ち良かった。

渡辺ー・・。

目黒ーんもぅ！無理だって。

渡辺ーんっんっ・・。

目黒ー挿れないよ？指で我慢して。

渡辺ーんっ・・。

後ろでしかイケない渡辺。

目黒は、前を口にして可愛がり、指を後ろに挿れ、かき回す。

前立腺を集中して責める。渡辺は無意識に傷の上に手を置き、可愛い声で喘ぐ。

渡辺ーはぁ・・はぁ・・。

渡辺ーいい・・いい・・もっと・・。

渡辺ーんっんっ・・。

渡辺ーあっ・・っ・・はぁ・・。

渡辺ーんっんっ・・はっ・・はっ・・でる・・れん・・。

渡辺ーいたたたた。

目黒ーゆっくり摩ってあげる。

渡辺ーんっんっ・・痛い。

目黒ーだから、言った。

渡辺ーだってぇ・・。

目黒ー何？

渡辺ーお前の声聞いてたら、その気になっちゃって。

目黒ーふふふ、ばか。

渡辺ーふふふ、だな。

目黒ー治まってきた？

渡辺ーんっんっ・・んっ。

目黒をじっと見て唇を舐める。

キスして、静かに眠る。

練習は見学。岩本が様子を聞くと、「痛くて無理〜」と言う。

目黒はそれを聞きながら、どの口が言ってると思っている。