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今回は「体力テスト」です。それじゃあレッツラゴー





《野崎視点》

そしてあの後、イレイザーが全員をグラウンドに呼んだ

生徒達「個性把握テスト!?」

麗日「入学式は?ガイダンスは?」

相澤「ヒーローになるならそんなに悠長な行事、出る時間無いよ」

はぁ、相変わらずの直球だ。まぁヒーロー科に入るのならば、イレイザーの言う通りそんなのに出る時間はねぇ

相澤「お前らも中学の頃からやってるだろ。個性使用禁止の体力テスト。実技入試成績のトップは菜那だったな」

野崎「…..」

相澤「中学の時、ソフトボール投げ何mだった?」

野崎「それってどっちの学校だよ」

相澤「どっちもだ」

野崎「折寺は83m、和田は125mだったな」

生徒達「はああぁぁぁあ!?」

はぁ〜、何ですぐコイツらは叫ぶ。鼓膜破れるわ

相澤「個性使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。はいよ、思いっきりな」

野崎「んじゃ(ボールに威力を全部注ぎ込む)くたばれ〜!」

紗奈「くたばれ?」

相澤「まず、自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

全部合理的でそそのかしてんな。流石合理的主義者

(生徒達の歓声)

上鳴「957mってマジかよ 」

芦戸「何これ?面白そう」

瀬呂「個性思いっきり使えんだ!流石ヒーロー科!」

相澤「面白そう…か」

出久「あっ」

また何か考えてんなこいつ

相澤「よし、8種目トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」

生徒達「はあぁあ!?」

またとんでもない事言い始めたわ。もう着いて行けんばい。でも、これでこいつらの力が見えるからいいや。こいつらの為にもそういう判断は大事だ

(50m走)

マシン「位置気付いて、用意…バン。(飯田)3秒04」

蛙吹 5秒58

麗日「服軽く、靴も軽く」

尾白 5秒49

麗日 7秒15

麗日「(わぁ!でも中学の時より速なった)」

青山「フフッ…皆工夫が足りないよ。個性を使っていいってのは…こういう事さ!」

青山 5秒51

青山「1秒以上射出するとお腹壊しちゃうんだよね 」

生徒達「何だ此奴」

相澤「(個性を最大限使い、各記録の伸びしろを見れば…何が出来て何ができないかが浮き彫りになる。それは己を生かす創億工夫に繋がる)」

爆豪「うう…爆速!」

爆豪 4秒13

爆豪「やっぱ両手だと、威力が分散しちまうな(デクは…)」

出久「(あと7種目…きっとみんな個性を生かして普通じゃない記録を出してくる。対して僕は1度使えば体が壊れる力。調整、調整)」

野崎「…」

俺は出久の方をじっと見た。そして俺と紗奈の番になった

紗奈「菜那ちゃん、負けないよ」

野崎「こっちのセリフだ」

マシン「位置について、用意、バン」

野崎「(5秒以内にゴールするとなると…これしかねぇ!暗渡(あんど)、スマーサル30数!)」ドゴン

紗奈「早!私と負けてられない!」

そして、紗奈と俺の数字は…

紗奈 3秒26

野崎 2秒26

紗奈「はぁはぁ、クソっ1秒差か」

野崎「どんまい」

相澤「…菜那、あまり個性を使い過ぎるなよ」

野崎「ハイハイ」

次は握力だ

瀬呂「すげぇ!540キロってあんたゴリラ!?あっタコか」

峰田「タコって、エロいよね」

俺はそんな会話は無視し、個性を使い握力を測った

(ドバーン(?))

生徒達「Σ(OωO )ビクッ!」

野崎「あ…悪ぃイレイザー、ぶっ壊れた」

生徒達「ぶっ壊れた!?」

相澤「はぁ…お前は何回壊すんだ」

野崎「悪いって」

生徒達「ば…化け物だ…」

野崎「誰が化け物だ」

紗奈「(いや、ある意味化け物だけど… )」☜349キロ

次は立ち幅跳びか

青山「フフフ」

爆豪「やぁ〜!」

出久「うっ!あぁ…うっ!(調整)」

次俺か

野崎「よいしょ」

生徒達「!高すぎだろ!あと飛び過ぎだ!」

相澤「高いし飛びすぎ」

野崎「同じ事言うなし…」

紗奈「(誰だって言うわ…) 」

次は反復横跳びだ

峰田「ひゅううう〜」

出久「ああ…」

野崎「せーのっ」ビューン

生徒達「早くて姿が見えねぇ」

相澤「転ぶなよ」

紗奈「(早い…)」

次はボール投げか

麗日「うん、せい!」

生徒達「無限!?」

切島「すっげぇ!無限が出たぞ!」

次は出久の出番か、個性は使うんか?

飯田「緑谷君はこのままだと不味いぞ」

爆豪「あ?…ったりめぇだ、無個性の雑魚だぞ!」

飯田「なっ…無個性?彼が入試時に何を成したか知らんのか?」

爆豪「はぁ?」

勝己は知らねぇよな。入試の時見てねぇからな。さぁ〜て…

相澤&野崎「(そろそろか)」

出久「ぐっ…(絶対なるんだ!)だぁ!かは…な…今確かに使おうって…」

相澤「個性を消した」

出久「あっ…なっ!?」

相澤「つくづくあの入試は、合理性に欠くよ」

合理的主義者め

相澤「お前のような奴も入学出来てしまう」

出久「個性を消した?はっ!あのゴーグル…そうか!見ただけで人の個性を抹消する個性。抹消ヒーロー、イレイザーヘッド」

瀬呂「イレイザー?俺知らねぇ」

蛙吹「聞いた事あるわ、アングラ系ヒーローよ」

何?此奴ら俺達の話を聞いてなかったのか?結構名前出したぞ?

相澤「見たとこ、個性が制御出来ないんだろ?」

出久「なっ…」

相澤「また行動不能になって、誰かに助けてもらうつもりだったか?」

出久「そ…そんなつもりじゃ…がっ!ううっ!」

相澤「どういうつもりでも、周りはそうせざる負えなくなって話だ」

出久「くっ…」

相澤「昔、暑苦しいヒーローが大災害から一人で1000人以上を救い出すと言う伝説を作った。同じ蛮勇でも、お前のは1人を助けて木偶の坊になるだけ。緑谷出久、お前の力じゃヒーローになれないよ」

出久「くっ…ううっ 」

野崎「そこら辺にしとけイレイザー。さっきから聞いてるが言い過ぎだ。”木偶の坊”とか、”ヒーロー”になれないとか、人それぞれ因縁があるんだよ」

その言葉は、昔出久が沢山言われて来た言葉…心にささる

野崎「後は今後の生活を見て判断しろ」

相澤「……お前の個性は戻した。ボール投げは2回だ、とっとと済ませな」

イレイザーは捕縛しを緩み、個性も止めた

飯田「指導を」

青山「彼が心配?」

飯田「受けていたようだが」

麗日「ん?」

爆豪「除籍宣告だろ」

青山「僕はね、全然」

麗日「誰?君」

勝己は相変わらずだな、ホンマ…

出久「どっちだ?どっちだ?どうすればいい、どっちだ?どっちだ? 」

出久は考えてる最中か

相澤「(ここでは性懲りもなく玉砕覚悟の全力か)」

野崎「(はたまた萎縮して最下位に収まるか」

相澤「(どっちに転んでも)」

相澤&野崎「(見込みは無い)」

野崎「(見込みゼロ)」

出久「(相澤先生の言う通りだ。これまでどおりじゃ、ヒーローになんてなれやしない)」

野崎&オール「おいおいマジか!/マジかよ!」

出久「だから全力で、今僕に出来ることを!SMASH!」☜705.3m

生徒達「おお!」

出久「先生」

相澤「ん…」

出久「まだ…動けます!」

相澤「此奴…」

やるじゃねぇか、それでこそ出久だ!

上鳴「700 mを超えた!?」

麗日「やっとヒーローらしい記録出たよ!」

飯田「指が腫れ上がっているぞ。入試の件といい、おかしな個性だ」

青山「スマートじゃないね 」

爆豪「(な…何だあのパワー!個性の発現はもれなく4歳までだ。有り得ねぇ、けど実際…)くっ…どういう事だ」

麗日「ああっ!」

爆豪「こら!訳を言え!デクテメェ!」

出久「うわぁぁ!」

爆豪「うぐっ!」

出久「あっ」

爆豪「ぐっ…んだこの紐は…硬ぇ…」

野崎「イレイザーに教わった炭素繊維に特種合金の鋼線を編み込んだ捕縛武器的な物だ。チッ…」

出久「はっ」

野崎「俺とイレイザーにあまり個性を使わせるな。イレイザーはドライアイで俺は黒歴史があんだよ」

生徒達「どっちも個性凄いのに勿体無い」

相澤「時間が勿体無い。次準備しろ」

麗日「指大丈夫?」

出久「あっうん」

野崎「無理すんなよ」

出久「ありがとう…」

爆豪「つ…ついこないだまで、道端の石っころだったろうが、道端の石っころだったろうが!」

野崎「…」

俺は今度は勝己を見た。そして俺の番だ

相澤「お前はもう一度やってみろ」

野崎「またかよ…ハイハイ分かったよ。ボール寄越せ」

相澤「菜那さっきと同様、物をぶっ壊す個性は使うな」

野崎「さぁ?どうだろうw」

相澤「おい…」

野崎「まぁやって見なきゃ、わかんねぇだろうが!」

そして俺はボールを個性使って投げた

生徒達「うわっ!」

(ドゴーン!バン!)

生徒達「何の音!?」

相澤「…おい菜那…」

野崎「あ?」

相澤「……」☜測るメーターを見せる。そして怒りでフルフル震えてる

野崎「あっ…えっと〜…ごめんなちゃい☆」

相澤「(💢^ω^)…お前帰ったらマイク含めて10時間説教だ」

野崎「悪かったって!10時間は勘弁して〜!」

相澤「問答無用」

生徒達「頑張れ野崎…」

帰る時が怖い…そして全ての種目が終わった

相澤「んじゃパパっと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なんで、一括開示する」

1位 野崎菜那

2位 八百万百

3位 轟焦凍

4位 爆豪勝己

5位 紗奈

21位 峰田実

22位 緑谷出久

出久「(最下位は、除籍…)」

相澤「因みに除籍は嘘な。君らの個性を最大限に引き出す合理的虚偽」

生徒達「はあぁぁあ!?」

うるせぇ

八百万「あんなの嘘に決まってるじゃない。ちょっと考えれば分かりますわ」

生徒達「(気づかなかった) 」

野崎「いや違う」

八百万「え?」

俺はの回答で八百万が首を傾げた

野崎「最初は本当に除籍にしようとしたが、お前らの実力を見て、イレイザーは嘘だと言った」

麗日「え…でも何でそんなの分かるん?」

野崎「俺達義理の家族だし、それにイレイザーは去年受け持った1クラスを全員除籍処分にした。どうせ見込みが無いと言って除籍にしたんだろ?イレイザーは見込み無しと判断したら即座に切り捨てるタイプだからな」

生徒達「は?」

相澤「当たってる」

生徒達「はあぁぁあ!?マジかよ!」

相変わらずうるせぇ。少しは黙ってくれよ

瀬呂「ちょっとヒヤッとしたな」

切島「俺は何時でも受けて立つぜ」

相澤「これにて終わりだ。教室にカリキュラムなどの書類があるから、戻ったら目通しとけ」

出久「はぁ…」

相澤「緑谷」

出久「あっ」

相澤「保健室で婆さんに直してもらえ。明日からもっと過酷な試験のめじろ押しだ。覚悟しておけ」

明日からか、楽しみだな

紗奈「菜那ちゃん、私菜那ちゃんに負けたよ…しかも結構差が付けられてるし…」

野崎「大丈夫大丈夫、また次がある」

紗奈「そうだといいんだけど」

爆豪「おいクソ崎葉」

野崎「あ?」

紗奈と話してたらうるせぇ奴が話しかけて来た

爆豪「お前放課後表に来い。話してぇ事があんだよ」

野崎「…ハイハイ 」

紗奈「菜那ちゃん大丈夫なの?」

野崎「あっ…大丈夫大丈夫」

そして放課後になり、勝己の元へ言った

爆豪「おい崎葉、お前、前まであんな機械も壊せない程度だっただろうが。何処でそんな力習得してきたんだよ」

野崎「はぁ…分かんねぇ?」

爆豪「まさかあのセンコーと訓練したんじゃねぇだろうな」

野崎「訓練は正解だが、イレイザーではない」

爆豪「じゃあ何だよ」

野崎「一人で実践訓練だ。誰ともやってねぇぞ。俺そろそろ帰るわ、帰って10時間イレイザー達の説教があるんだ。じゃあな」

爆豪「チッ、渦らしい」

そして俺はたまたま会った出久と一緒に帰る事になった

出久「はぁ…疲れた」

野崎「おつかれ」

そう話していると後ろから誰かに方を掴まれた

出久「あ…あっ飯田君」

飯田「指は治ったのかい?」

出久「う、うん。リカバリーガールのおかげで」

飯田「しかし相澤先生にはやられたよ。俺はこれが”最高峰!”とか思ってしまった。教師が嘘で鼓舞するとは…」

野崎「あはは…」

麗日「お〜い!」

出久「あっ」

麗日「3人とも〜!駅まで?待って〜!」

出久&野崎「麗日/麗日さん!」

飯田「君は無限女子!」

麗日「麗日お茶子です。えっと、飯田天哉君に、緑谷…デク君と野崎…崎葉ちゃんだよね!」

出久「デク!?」

野崎「崎葉!?」

俺と出久は麗日の発言で驚きを見せた

麗日「え?だって体力テストの時、爆豪って人が…『爆豪『デクテメェ!』『おいクソ崎葉』』って」

出久「あの…本名は出久で…デクはかっちゃんが馬鹿にして…」

野崎「俺の崎葉も勝己が”役立たずの葉っぱ野郎”とかの意味でつけた名前。本名は野崎菜那だ」

飯田「蔑称か」

麗日「あぁそうなんだ!ごめん!でもデクと崎葉って”頑張れ!”って感じでなんか好きだ私」

出久「デクです!」

飯田「緑谷君!?浅いぞ蔑称何だろ?」

出久「コペルニクス的転回」

麗日「コペ?」

まぁ確かに、いい意味でつけられた名前なら、悪くないかもな

野崎「俺もそれで良いぞ。ただし崎菜って読んで欲しいかな?」

麗日「分かった」

それから駅で別れ、家に帰ったらイレイザーとプレゼントマイクに10時間以上の説教を食らった

野崎「全然10時間じゃない…!」





ここで終わります。5000文字以上行ったな。因みに2人オリキャラが入ってるから2人の席は八百万までだから葉隠の横が紗奈、爆豪の横が野崎って形になります。

今日のクイズ

画像

これはだ〜れだ?分かりやすいかな?分かったらコメント宜しく

それじゃあじゃあのー

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