ナチ日帝書きます
注意
ナチ日帝っぽい
NLっぽい
自己満
短いです
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「日帝、俺はお前を愛している。だから誓おう。消滅しても、死後の世界で必ずお前を見つけ出し、また愛の言葉を送る。約束だ。」
先輩とそう約束して2年程、時が過ぎた。
先輩は私を置いて先に消滅してしまった。
…きっと私を待ってる。そう信じたい。
先輩に会いたい気持ちもあるが、私には日本とにゃぽんがいる。まだ消滅する訳にはいかない。
しかし、そろそろ体がボロボロになってきたように感じる。私もそう長くはないかもしれない。
だが、私が生きている間は絶対、連合達に日本達は指一本とも触れさせない。
「ケホッ、ゴホッ」
やはり身体が朽ちてきている。恐らく1年も持たないだろう。
そう考えていると、日本が私の部屋の襖を開けた。
「母さん…、大丈夫?咳き込んでいるみたいだけど。」
「ああ、大丈夫…とは言えないね。最近体調も悪くなってきている。」
私は日本の方を向き、言った。
「日本、母さんはもう長くないだろう。きっと1年も持たない。だから約束。母さんが消滅した後、お前が継ぐんだよ。にゃぽんと共に平和に暮らして、母さんのようにならないでくれ。いいね?」
日本は頷いてくれた。
「よし、母さんの分まで頑張って。お前ならきっとできるよ。」
私は日本を抱きしめた。
あの日から少し経った日、私はアメリカに殺された。
遠ざかってゆく意識の中で、真っ先に2人が頭をよぎった。
私が消滅して、2人は大丈夫なのか。約束を守れるだろうか。いや、でもきっと大丈夫だろう。
その後、先輩の事が頭に浮かんだ。
先輩はいるのだろうか。まだ待ってくれているだろうか。
私は目を閉じた。
目を開けた次の瞬間、別の場所に立っていた。
身体中がさっきまで痛かったのに、今は全く痛みを感じなかった。
私は目を閉じて状況整理をした。
すると、背後から何度も聞いたあの声と言葉が聞こえた。
「Guten Tag.」
私は振り返った。
「先輩…。」
「待ってたぞ、日帝。」
私は先輩を抱きしめた。
「ありがとう、ございます…待ってくれて。」
微笑みながら、先輩は言った。
「言っただろう。必ずお前を見つけ出す、と。」
先輩は私の髪にキスを落として言った。
「Ich liebe dich.(愛している。)」
「…私もです。」
愛し合う2人の人影はそのまま消えていった。
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