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ユージーン王との謁見があった翌朝。
ドレスに着替えてソファに座った私は、昨日ユージーン王がいた場所を眺めて、ひとつ息を吐いた。
(ユージーン王が保科くんだった……)
あまりの驚きに昨夜はほとんど眠れなくて、まだ頭がふわふわしている感じがする。
夢じゃないんだよね……。
手の甲を引っ張ってみると、ちゃんと痛い。……うん、夢じゃない。
「リタ様、できましたよ」
(あっ……そうだった。ティルダさんに髪をセットしてもらってたんだ)
手鏡を手渡されて、そこに映る自分を見る。
サイドの髪が青いレースのリボンで、きっちり綺麗に結われていた。
ティルダさんの器用さに感心しつつ、これまでこういうレース生地のリボンを身につけることが無かったから、少しむずがゆい。
本来28歳の自分としては気後れしてしまうところだけど、リタとなった“今の”自分には客観的に見て違和感がない。
なぜならこの世*********
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コメント
1件
キャラ全員素敵っっっ!! そしてイルバートがバカみたいに好みで潰れそうです。作者様ありがとうございます😭