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北斗が急変した



そう連絡を受けたのは、何度目かになる5人での撮影の後だった


北斗は明日に手術を控えていて、最近は症状も落ち着いていた


俺のせいだ、そう思ってしまった


北斗に、あんな事を言わせてしまったが故に心に負担をかけてしまったのではないか



自然と涙が出てきた


普段あまり泣かないから、メンバーたちはとても驚いたのだろう、慌ててティッシュやら毛布やらを持ってきてくれた


涙が流れていただけだった俺に、どんどん嗚咽が混じっていく


「樹。落ち着いて、深呼吸だよ」


そうきょもが声を掛けてくれても、顔を上げることはできなかった


「俺…北斗に嫌な思いさせちゃった。そんなつもり全然なかったのに…俺のせいだ」


5人の間に沈黙が流れる


その沈黙を破ったのは、今まで俯いて黙っていた慎太郎だった


「そんな訳ないだろ…確かにちょっとは、北斗にとって嫌な事を言っちゃったかもしんないけど、北斗は前を向いてたし樹に謝ろうともしてた!」


「え…?」


「そりゃ北斗は今病気なんだから、しんどくなって当然なんだよ。樹のせいなんかじゃない。絶対に」


慎太郎が、俺の肩をしっかりと掴んで言った


「俺に謝ろうとしてたの…?」


「北斗はつい…苦しさとか虚しさを樹にぶつけちゃったんだよ」


「俺…自分の事しか考えてなかった」


「本当に樹のこと大好きだし、ずっと思ってくれてるよ、北斗は。」


「そうだったんだ…」


「俺らも樹も北斗の事、大好きでしょ?心配なんだよ、みんなでお見舞い行こ?」


「うん!」



そしてその後、メンバーの愛を噛み締めながら、急いで北斗のいる病院へと向かった



北斗は、苦しそうに頭を抱えていた


俺たちの呼びかけに返事はない


北斗の担当医は、


「松村さんは、今とても危険な状態です。ご家族の同意がとれたので、今から緊急の手術を行います。それで状態がよくなるかはわかりませんが、」


医者は苦虫を噛み潰したよう顔をして俯いた


その後に良い言葉が続く訳がなかったが、俺たちは黙って医者の言葉を聞いた


「いつ…何があってもおかしくない状態です。明日があるかもわからない。腫瘍は全ては取り除けないと思います。手術によって良くも悪くも何かが起こります。」


北斗の状態を知って言葉を失っている俺たちを一瞥して、医者は北斗をストレッチャーで運んで行った



手術は成功した


だが北斗の担当医は


「腫瘍は一部取り除くことができました。ですが…松村さんの脳の神経を少し傷つけてしまって。耳が少し聞こえにくくなっているかもしれません」


と俯いた



北斗は…SixTONESは、 これからどうやってやっていけば良いのだろう

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