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こんにちは。つうんです。
今回は!!バッドエンドです!!どんどんぱふぱふー!!!!
はい。落ち着きましょう。ここから読む方は気を付けてください。真っ暗で救いようがないので。暴力表現・嘔吐表現あります。読んでいてしんどいな、ってなった方は即座にページから離れることをお勧めします。いいや、それでも大丈夫!っていう方はぜひお読みくださいね。一応最後おまけとして全く別の世界線のほのぼのを入れるつもりです。ほんとに長いです。では、良ければ読んでいってくださいな。
「父、上」すると日帝はぎこちない笑みを深める。「何をしに来たんだ?」日本。と彼はもう一度言った。歪だった。声も、姿も。自分の名前を呼ばれたとき、日本の中で恐怖が生まれ。
嗚呼...父は、父は、もうどうにもならないのだろう。そして、絶望が生まれる。温かく愛のあった父の日本を呼ぶ声は今はもうなく、代わりにただ冷たい無感情な虚が広がるだけであった。だが、何のためにここに来たか。父と会って話すことであろう。日本は自分を奮い立たせ口を開く。
「今日は、お話があってまいりました。父上」と話しかける。声が震えた。知らぬ間に体も震えている。父への恐怖と緊張のせいだ。もう日本は半ばあきらめていた。でも、ここまで来たら話すしかない。
父は無言だった。だが、その硝子のような紅い双眸は日本をただ見つめている。もう引き返せない。
「父上...最近私の夢に何か干渉しましたか...?」日本は見た。父の虚ろな目の中に隠しきれない激情が走ったのを。そしてその空虚な表情に亀裂が走ったのを。それでも、父は無言を貫いた。さらに日本は言葉を連ねる。「まず、最初に。みんなが私から遠ざかっていく夢を見ました。そのとき誰かが扉を開けて、私、に、『生きている価値がない』と、そういいました。次に私じゃない‶私“が出てきて私に、『迷惑だ』といいました。」「こんな夢を見たとフランスさんに相談したら、父上が関係しているのではないかと言われました。」涙が出そうになるのを堪え堪え言い終えた。そして、静かに問う。
「父上、真相はいかほどですか。」数秒の沈黙。だが、日本の耳が感じ取ったのは声ではなく、ごっ...という鈍い音だった。視界が傾き、落ちてゆく。殴られた。殴られた。どうして?「父上...?」もう一発、腹を殴られた。うっ、とうめき声が出る。「どうしてっ」叫ぶ。でも父は答えない。何度も、殴られる。頭、足、腕、みぞおち。さすが軍人だっただけあって、力が強い。痛い。痛い。痛い。怖い。怖い。怖い。怖い。なんでなんでなんでなんで...
ふ、と殴る手が止まった。日本は少し首をずらし父の目を見た。その、深紅の目は、憎悪と憤怒と嫉妬でぐちゃぐちゃに爛れていた。父の口が開く。「どうして、か。」表情がぐにゃりと歪む。また、腹を殴られる。異様な痛みに胃から液体がせりあげてきた。たまらず吐き出す。びちゃ、びちゃりと床に広がり、酸っぱい匂いが広がった。それを見ながら父は叫んだ。
「お前は俺の息子で愛されているのに!!どうして俺は愛されない!!なら...お前を殺せば!!楽になれるはずだろう!?」
「精神から殺せば肉体も死ぬはずだ。だからあんな夢を見せたんだ。なぁ...俺は愛がほしい。愛があれば...だが!誰も俺に愛など与えてくれやしない!!唯一受け入れてくれる仲間とは引き離された。息子であるお前でさえ俺を拒絶した。当り前だ...戦争で多くの死者を出した。俺が止めなかったせいで死者が増えた...俺に生きている価値などない。だから...お前を殺す。大量殺人鬼の親を持つお前を!!」
声を荒らげ息を切らす父を呆然と見上げる。滅茶苦茶だ。だが、そうなるほどに父は追い詰められていたのだ。何か言わなければ...でも声が出なかった。またもや日本の体に衝撃が走る。それが何回も繰り返されていく。もう、意識を保てない。いきもできない。まだしにたくない。ごめんなさい。ぼくのせいで...めのまえがまっしろになっていく...さいごくらいわらいたかったのに...ああ、さようなら。
動かなくなった。あれ?今自分は何をした?目の前に倒れているのは誰だ?最愛の息子だ。こぶしが痛い。人を殴ったときの痛みだ...ということは。俺は息子を撲殺したのか。乾いた笑いが洩れる。やってしまった。だが...もう、戻れない。生きていないのだから。俺は本当に、最低だ。心の底から自分を嗤い、短刀を取り出す。そして、腹に突き刺しかき回す。想像を絶する痛みが走り、真っ赤な血がこぼれる。絶叫しながら日本に覆いかぶさる。すまない。すまない。声にならない代わりに血があふれ出す。大分時間が経ち意識が薄れ、痛みより寒さが勝ってきた。もう、終わりだ。どうして自分は愛されたいと願うのに愛することができないのだ...ごめんな。
山の奥深く、寂しい洋館は、家主を失いより黒々とそびえたったのであった。
そのことを聞かされたアメリカは首をつり、イギリスは睡眠薬を大量に飲み、フランスは首をかっきり、ロシアは起爆装置で爆散し、ドイツとイタリアは一緒にナイフで腹を切ったそうだ。
終わりです…メンタルがやられますね...メンタルケア用のほのぼのつくっておきます。短いですけれど。どうかお読みください...
「お花見」
「Japan!!お花見行こうぜ!!」そう持ち掛けてきたのはアメリカだった。確かに、丁度桜の季節である。「いいですね!明日は休日ですし!」と珍しく残業を持ち越さなかった日本はうきうきと言った。「よっしゃぁあ!みんな誘うぞ!!」
なんやかんや全員集まった土曜日の昼。大きな桜の木の根元で敷物を広げ、めいめい作ってきた料理を出していく。
日本はからあげとおにぎり、さくらもち。アメリカはハンバーガーとポテト。イギリスはローストビーフ、フランスはマカロンとマドレーヌ。ロシアはウォッカとボルシチ。イタリアはもちろん、ピッツァとパスタァ。ドイツはビールとソーセージである。きらきら輝くおいしそうな料理たちに日本は目を輝かせる。この面子は食いしん坊が多いので、みんな楽しそうである。
美味しい料理と温かさ、綺麗な桜...優しい春の午後は、幸せに満ち溢れていたのだった。
はい、終わりです。今回めっちゃ長かったですよね。すみません。次回メリーバッドエンドです!乞うご期待!
コメント
4件
………嫉妬かー……最っ高(^ཫ^)
フヘヘ、、、こういうの大好物だぁウヘヘ(???きもいいいいいいい)