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yae

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第3話_スタート…
病院から帰宅したその日の夜。
リビングのソファで、兄たちに囲まれて座っていたすちの身体が、またガクンと揺れた。「あ……」強烈な睡魔。
抗えない暗闇が、すちの意識を無理やり引きずり込もうとする。
すちはガタガタと震えながら、反射的に自分の腕を強くつねろうとした。
「っ、だめ……寝ちゃダメだ……怒られる、また、みんなに……っ」
「すち!?」
隣にいたいるまが、その腕を慌てて掴んで止める。
すちは焦点の合わない目で、半泣きになりながら兄たちを見上げた。
「ごめん、なさい……すぐ、顔洗ってくるから、……だから、怒らないで、……捨てないで……っ」
必死に立ち上がろうとするけど、膝に力が入らず、そのままらんの胸の中に倒れ込んでしまう。
「……すち、もういいんだ。寝ていいんだよ。怒るわけないだろ……!」
らんは、壊れ物を扱うようにすちを抱きしめる。
「……やだ、……起きてなきゃ……っ」朦朧としながらも拒絶しようとするすちに、なつが顔を近づけて、耳元で優しく、でも逃がさないように囁いた。
「いい子だから、おやすみ。次に目が覚めた時も、俺ら全員ここにいるから。……どこにも行かねぇよ」
こさめがすちの背中をトントンと優しく叩き、みことがすちの手を握って、指先に愛おしそうにキスをする。
「……ぁ……みんな……っ……」
安心感と抗えない眠気に負けて、すちはついに、らんの腕の中でこてんと意識を落とした。
「…………寝たな」
「……ああ。……なぁ、あいつ、寝るのがあんなに怖くなるまで……俺ら、追い詰めてたんだな」
静かになったリビング。
眠っているすちを囲んで、兄たちの瞳には後悔と、それ以上の「もう二度と離さない」という決意が宿る。
「明日からは、もう一歩も歩かせなくていいよな」
「当たり前だ。……一生、俺たちの腕の中で寝かせてやろうぜ」
次回♥️300💬1(スタンプカウントしないことにしました…!)
コメント
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みんなすっちーの事好きすぎて好き♥️