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黒ヤミ悪夢

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黒ヤミ悪夢

7 - 第7話たたかう

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2022年08月10日

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詩歌たちと出会ったことさえも、 ただの夢想に過ぎなかったというわけか……。

まぁいい。

どうせすぐに忘れてしまうよ。

キミたちはいつも通り、ただ眠っていれば良いのだ。

それが一番幸せなのだからね。……あの子たちの記憶は消さないでくれ?……。

まったく、わがままなお嬢さん方だよ。

分かった。そのかわり、約束してくれないか? ひとつだけ頼みがある。

もしまたキミたちが目覚めた時は、 今度こそ本当の願いを口にすると。

それで満足する。

私が責任を持って叶えようじゃないか。……ほぅ、意外だな。

私の力を借りずとも、自力で思い出したという訳か。

なるほど、あの子が言っていたように、 キミたちもなかなか侮れない連中だということかな。

ならば話は早い。

私はキミたちに手を貸してやることはできないが、 協力することはやぶさかではない。

この先、キミたちを待ち受けているのは、 今まで以上に過酷な戦いになるはずだ。

それでも、戦う覚悟はあるかね? ならば、行こうではないか。

彼女たちの戦いを終わらせるために。……さっきの話の続きだが、 私の力は強大すぎて、普通の人間にとっては毒にしかなりえない。

そのため、他人の願望を増幅させる形でしか使うことができないんだよ。

私自身の望みのために力を使えれば、どんなに良かっただろうな……。

とはいえ、今のキミたちにとって、 それは望むべくもない贅沢な話だろうがね。

それにしても、キミたちと出会ってからの日々は楽しかった。

こんな気持ちになったのは初めてだ。

なぜ私はここにいる? わからない…………でも、このままじゃいけない気がする……。

あの子たちのように……

自分を信じて進まなきゃ……。

どうして私は、 あの場所にいないのかな……?……そんなことばかり考えてしまう。

だからせめて、ここで祈るよ。

いつかきっと会えるって信じてるから。

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