コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「この世界は、いつから歪んでしまったんだ?」 長い時間を越えてきた少女・イロハは母に託された“剣”を手に、『あの後』の記憶がないまま世界を巡る。 そして、、、月日は経った、しかし過ぎ去った過去を振り返ってはならない、なぜなら、、、。
いろはにほへと散りゆくものなれば理をも逸することなれ、現世にうつつを抜かすなどはあるまじき甲、あの世に響くは永久の音を、
常に鳴は囁きの音を、一瞬の音色は刹那の如し、金剛世界に鳴り響く、修羅に轟く月声はうつりにけりな戯れに、世を巡る刹那火、
いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす、
「色は匂えど 散りぬるを」: 花は色鮮やかに咲き誇っているが、やがては散ってしまう。
「我が世誰ぞ 常ならむ」: この世にいる誰が、永遠に生き続けることができるだろうか。
「うゐのおくやま けふこえて」: 無常なこの世の苦しみや迷いを、今日越えていく。
「あさきゆめみし ゑひもせす」: 浅い夢を見たり、世の中の儚い快楽に酔ったりしない。