・投稿し無さすぎて死んだと思われそうなので溜まってたネタの1つのくがかぶ投稿しました。めちゃ短いです
・中身がなんも無いです
・見直しましたが誤字脱字あれば報告お願いします
・夢オチなんて最低/(^o^)\
以上が良ければどうぞ!
俺の名前は久我虎徹。仕事を終え家でくついでる武闘派の極道だ。
「はぁ、今日も疲れたなぁ」
時刻はまだ12時も指しておらずいつもより時間には余裕がある。
このまま寝てしまっても良いのだが、何故か今日は中々寝つけなさそうな気がする。
さて、どうしたものか。
「暇だし小峠パイセンの家にでもとつろうかな…」
そう冗談を呟いたその時
ピンポーン
「…ん?」
入口の方からインターホンが鳴った。
こんな夜中に来客なんて珍しいなと思いながら玄関のドアを開けると、そこには…
「エッ、小峠さん!?」
「よぉ、久我くん…ひっく」
なんと近くで飲んできたのであろう完璧に酔っている小峠パイセンが居たのだ。 うっひょおおおお酔ってる小峠パイセン可愛いいいいいいいッ
「ハッ、違う…えっと、どうしたんですか?こんな時間に…しかも1人ですし」
小峠パイセンが夜中に訪ねてくるなんて滅多に無い。何かあったのかと恐る恐る聞くと、
「んー?家に帰るの面倒だったから寄ってみたんだよ。それに今日は1人で飲みたい気分だったからな…一人で飲んでた…ひっく」
「そ、そうなんですね」
一人で飲みたかっただなんて珍しいな…と思いながら「中どうぞ」と小峠パイセンを促せば、「失礼しぁす」と呑気な声で入ってきた。無防備な小峠パイセンも可愛い。
「そこに座ってて良いですよ」
「ん?あぁ…ありがとう」
そう言って小峠パイセンは座布団の上にちょこんと座った。あの布は絶対に洗わない。
「何か飲みます?小峠さんが好きそうなのコーヒーくらいしかありませんが…あ、まずは水か」
「いや…いい。水はマスターに死ぬ程飲まされた」
「ああ」
水をがぶ飲みさせてくる店といえばあそこしか無いな、と苦笑いしながら俺も近くソファーに座り適当に寛ぐ。
正面を見ると、瞼が今にも閉じてしまいそうな小峠パイセンが見える。
「んん…」
「大丈夫ですか?めちゃくちゃ眠そうっすけど 」
これはお泊まりパターンあるか!?と内心ドキドキしていると、突然小峠パイセンが動き出した。
「ん?どうしました小峠さん。何か欲しいなら俺が取ってきま…」
そこまで言った時、こちらの方へ歩いてきていた小峠パイセンが何と…俺の事をソファーに押し倒したのだ!
(エ、え!?えっっっ、何なになに!?)
混乱する俺をよそに、小峠パイセンは俺の顔に自分の顔を近づけてくる。
酔いと眠気のせいでいつも凛としている顔が少し幼く見えた。
「こ、ここここ小峠さん、えっと、何しようとしてらっしゃいます?あの、ソファーで寝たかったのなら全然どきますから」
「違う…」
小峠パイセンは小さく呟いた。
「なぁ、久我。お前俺の事、好きなんだろ?」
「ええっ!?」
そりゃあもう見ただけで半グレ組織なんか一瞬で破壊できる位には好きですが。突然どうしたっていうのだこの人は。
「も、勿論大好きですよ」
俺は震えながら答える。あの、ずっと貴方の顔が俺の目の前にあるから鼻血出そうでやばいんですけど。いい加減下がってくれませんか。
そんな事を考えていれば、小峠パイセンがこちらを見ながら小さく呟いた。
「じゃあさ…」
そう言うと小峠パイセンは顔をひっこめ、自分のスーツに手をかけると少しづつ青いシャツを覗かせた。すると…
「俺とこういう事、できるよな?」
「は…?」
本日2回目の混乱が頭を埋める中、そんな事お構い無しにスーツを脱ぎ捨てネクタイにさえ手をかけはじめた。まずい、これ本気だ!
「だ、ダメですよ小峠さん!?酔いなんかでこんな事やっちゃダメですって!!」
「でもお前だってこういうことしたかっただろ?」
「はい勿論ッ…って違う!!とにかく、1回話し合いましょう!?」
「大丈夫だ、初めてだけど気持ちよくするから」
「いやそれ俺のセリフ!!いやだからそんな場合じゃ…あっ♡」
『…ぅ、…てつ……』
「虎徹くーん」
「んぁ?」
目が覚めるとそこは、何故か一条の兄貴が真顔でこちらを覗いていた。見渡す限り組内に居るようだ。
「……あれ?小峠パイセンは?」
「あ?小峠君がここに来るわけ無いだろ。どんな夢見てたんだよ」
「ゆめ……夢?」
ああそうか。どうりで小峠パイセンの様子がおかしかったわけだ……
「はああああぁ!?夢ぇええ!?」
「うぉっ、びっくりした。どうしたんだ虎徹」
「そんな、そんな…!あと少しで小峠パイセンとあはんな事が出来る所だったのに!そんなあああぁ!」
「うわ、お前どんな夢見てたんだよ。流石に引くわ…あ、さっき佐古がお前の事探してたぞ。それじゃーな」
そう言って一条の兄貴は俺を残して部屋を出ていってしまった。
「そ、そんな…小峠パイセン…」
そう言い残し、俺は再びソファーに倒れた。
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