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永遠のaknとfw推しからすると中々にきついっすけど、めちゃめちゃ続き気になります😭😭
今回🌞さん出てきます
苦手だったらごめんね
不破side
今日も仕事へ向かう。
今日はろふまおの収録のため4人電車で移動中。
(また明那に触れなかったな…)
そんなことを考えながらボーっと電車に揺られる
その瞬間自分の背後に違和感を感じる
(あれ、なんか、後ろの人距離近くないか?)
背後からジリジリとこちらに近づいている
瞬間俺の体へと男は手を伸ばした。
(!?、これが噂の痴漢ってやつか)
気持ち悪い感覚、気持ち悪い手
(やばい、やばいどうしよう)
少し呼吸が荒くなる
でも、ここで倒れたりでもしたら、ろふまおメンバーに迷惑がかかってしまう。
それに何より、男性への恐怖心を知られたくない
必死に口を押さえ呼吸を浅くする
「フー、フッ…ハァーハッ」
(抑えろ…!抑えろ…)
抵抗してこない俺を見た後ろの男はさらに
手の進行を進める
「ヒュッ…!、フーッ」
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
(あれ、なんかやばいかも、)
視界が徐々に傾く
(誰か、だ、誰か…)
その瞬間横にいた甲斐田が声をかけてくる
「不破さんなんか顔色よくないですね、具合でも悪いんすか?」
「って、え」
俺の涙ぐんだ目を見て甲斐田は動揺している
俺は最後の気力で助けを求めた
「甲斐田、う、うしろ、俺、ずっと…っでも、
もちさん、社長…いやで、っハ、ヒュ」
だめだ全然伝えられない
頭がぐるぐるする
しかし甲斐田はすぐさま俺の背後に盾となって
立ってくれた。
「社長、もちさん!すんません不破さんが具合悪くなったみたいで、次の駅で降ります!」
するともちさんが
「はぁ!?え、収録どうすんの!?」
と驚いていた
「いやーすんません!バックれます!コブンとしてはアニキ優先なもんで!いやーすんません!
あとで罰として一発芸披露するんでw」
「もう…」
そうこう言ってる間に駅に着く
「アニキすみません、怖いかもですけど俺の肩につかまってください」
甲斐田が俺にだけ聞こえるようにぼそっと呟く
あぁ、甲斐田は気づいたんだ。
俺の男性恐怖症に。
それをもちさん達には秘密にしてくれていたんだ。
(やさ、し…い、な)
俺の意識はここで途絶えた
怖いかもだけどなんて気を使ってくれてるな…
あれ
でもなんか
恐怖心がない
触れ合っているのに
恐怖を感じない
甲斐田には感じない