コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
…なんか受かっちゃった。
「良かったじゃないか。」
とクロロが言う。
「そ、そうなんだけど…」
「……」
クロロが何故か急に黙り込んだ。
すると、急に私の匂いを嗅ぎだした。
「えっ、ちょ、!な、何?!」
「他の男の匂いがするな、」
「?!」
「誰かに触れられて、匂いが移ったか?」
な、なんか探偵みたいになり始めちゃった…
ど、どうしよ、ゴン達の事言った方が良いのかな…
「ぇ、あ…あのね!おんなじ時に受けた子達と仲良くなっちゃって、に、匂いが移ったんじゃないかなぁ…!」
「…」
「ぉ、怒って…?」
「…」
絶対怒ってる…
「あれ!ルカが帰って来てる!ん?団長何してんの?」
呑気そうに言いながらシャルナークがこっちへ歩いてくる。
「シャル、今から俺とルカの半径1メートル以内に入ったら首を切り落とすからな。」
とクロロが低い声で言い放つ。
「え、何々怖いんだけど。」
とシャルが言う。
私はクロロに腕を引かれ、されるかままに部屋に連れて行かれた。
「えーちょっとー、団長〜?どう言う事ー?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
急にベッドに押し倒されたので、抵抗しようと口を開こうとすると、いきなりキスをされた。
「ん、」
「っ、ど、どうしたのクロっ」
今度は舌を入れられた。
甘いキスのせいで私の顔は耳まで真っ赤に染まっていた。
すると、急に抱き寄せられた。
「ん、…俺の匂いがする。」
やばい沼だわこの男…
「く、クロロ?そろそろ離れっ」
「こうしていた方が安心するんだ。」
ダメだこりゃ。
こうなったらもう一時間は動かないなー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャルナーク視点
あれ、もう帰って来た。
もうちょっとするのかと思ってた。
うわ〜、何あの団長の顔…
満更でも無さそー。
なんかムカつくなー…ルカに手出しちゃおっかなぁー。
団長怒るかな?下手したら殺されちゃいそー…
でも気になるなー、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ねぇ、ルカ。」
「ん?どうしたの?」
「俺とキスしようよ、」
「ーーへ?」
「ね?いーでしょ?」
「ちょっ、やめっ」
急に舌を入れられて訳もわからずシャルナークに押し倒された。
「しゃっ、シャルっ…」
「えー、何その顔…かわいー。」
「団長にもそんな顔してる訳ー?」
「何っ、言ってっ…」
後ろから、ピキッと言う効果音が鳴った。
この殺気、クロロかな。
あーあ、もうバレちゃった。良いとこだったのに。
「シャルナーク、…何をしている。」
「何って?別に何もしてないよ?」
「嘘をつくな。」
表向きは冷静さを保ってるけど、物凄い殺気が隠しきれてないよ、クロロ。
あーもうダメかな、これ以上言い逃れ出来なそう。
「はいはい、わかったよ。団長のだもんねー。いいよ、…今回は譲ってあげる。」
と俺が意味深に言うと、クロロがもっと顔に怒りを出した気がする。
「…?」
ルカは俺の言った事が不思議なのが頭を傾げている。
「…じゃーね。団長。」
シャルナークが手を振って帰った。
「ルカ、大丈夫か?何かされたか?」
「ぇ、ぁ、そそのっ…ちゅ、ちゅー…とか…//」
「…」
クロロが一層と怒りをあらわにする。
「っ、どっ、どうしたのっ?!クロロ」
クロロに急に抱きしめられたので困惑した。
「…聞くな。」
と、クロロが悔しそうな顔で言った。
何か嫌な事でもあったのだろうか。