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胃液が戻ってくるのを感じた
目に溜まった透明な血は頰を伝って堕ちた
猫が鳴いたその声で我に変えればもう辺りは暗くなっていた
おかしい…
だって私が家を出たのは9:56のこと
ここまでは30分ほどかかるから着いたのは10:30過ぎくらいのはず
私は暗所恐怖症で暗いところが苦手だ
たすけて タスケテ タスケテ
だんだん言葉が不自由になっていくのがわかった
意識が遠抜く時足音が聞こえた
聞こえてないと思った私の声が誰かに届いたのかな?
嬉しい。頰を温かいものが滑り落ちる
安所の涙は温かい
誰かに抱き抱えられ時私はそのまま深い眠りについた
らむね…