振り向くと…
天童覚、牛島若利、あいつのお兄ちゃん、桜井律子、大平獅音が…
え、?
なに
どういうこと!?
どうしてここに!?
軽くパニックになる。…も
ユイナ「皆さんおはようございます♡」
私は悪くないし。
やってんのりさとまきだし。
私が挨拶すると。みんながシーンと黙る。
そして、私の方を見る。
そして、天童覚が私に近づいた。
サトリ「ねぇ、これ。
美樹チャンの下駄箱に〜、この子達に命令して何しようとしてたノ?」
圧がすごいわ…
ほんとなんなのこの人…!!
ふん、知らないわ。
ユイナ「この2人がっ…私と白布くんをくっつけるために悪役になってくれて、、美樹ちゃんをいじめようって…言ってきたんですッ!
私は止めたんです…!
けど聞いてくれなくって…!!」
うるうると得意の涙目になって訴える。
チラっと天童覚の方を見ると、ニヤニヤしていて
気色悪い。
何なのよ
そう思っていると
私に携帯を向けた。
〜
「こんなのもう辞めようよ」
「私に口答えする気なの?」
「私の言うことを聞いてればいいのよ!」
「酷いよ…!」
〜
は?
えっ?
なに、、、これ?
この人達いつからいたの?
えっ?
ユイナ「えっ…何ですかこれ」
私が恐る恐る言うと
サトリ「ン、証拠だヨ☆
で、これを〜結奈チャンの〜好きな人に見せようと思って!」
ユイナ「はっ…?何、、言ってんの」
そんなの脅しじゃない?
意味わかんない。
というかいつから…?
いつから見てたの!?
やばいやばいやばいやばいやばいやばい。
サトリ「全部だヨ」
ヌッと目の前に天童覚が顔を近づけて言った。
は?
ぜんぶ、、、、?
でも、泣いて謝れば許してくれるはず、、
白布くんにはバレたくな…
サトリ「ネ、見てたよね?けんじろ〜?」
けんじろ、、?
顔を上げると、あいつのお兄ちゃん達の後ろの
下駄箱の側面から白布くんが出てきた。
は!?
白布くん…!?
白布くんは近づいてくる…
えっ、なんで!?
えっ…白布くんがなんで…
シラブ「お前、美樹になにしようとしてたの」
怖い顔して私を睨んで言う。
ユイナ「えっと…あの…」
白布くんと別れさすためだなんて言えるわけないでしょ?
シラブ「全部、お前が命令してやったの?」
ハッそんなわけ…ただあいつらは私の言う事を聞いて勝手に…
りさ「そうなんです…!!
私たち結奈ちゃんに命令されて…」
まき「写真とか撮られて好きな人にばらすって脅されて…!!
私たち…!!」
は!?何言ってんのこいつら!!
ほんと後で許さないんだから!
バラしてやる!!
ユイナ「違っ…こいつらが勝手に…!!」
私が必死に弁明しようとすると、いつの間にか
白布くんの近くには怖い顔をした天童覚たちがいて…
私を睨んで…
ヘナヘナヘナ〜
思わずその場にしゃがみこんでしまった。
そして、白布くんが私を蔑むように言った。
シラブ「お前、最低だな」
嘘泣きでは無い涙がポロポロと流れる。
私はその場にいられなくなり、靴も履かず
玄関を出て逃げた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
サトリ「行っちゃったネ〜」
そう言って遠くを見つめる天童さん。
シラブ「ですね」
周りを見渡す。
美樹の友達の、桜井…?は
美樹の下駄箱にゴキブリのおもちゃを入れようとしていた2人を支える。
2人もその場にしゃがみこんでしまって、
泣いている。
相当怖かったんだろう。
脅されていたんだろう。
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
小さく言ってるのが聞こえる。
桜井は「うん…うん…もう、大丈夫」と
慰めている。
エイタ「みんな、ありがとな」
瀬見さんが言うと
エイタ「美樹チャンのためなら何でも〜」
ワカトシ「うむ、問題ない」
レオン「一件落着だね」
りっこ「ほんっと、みなさんが居てくれてよかったです!」
だなんて、あははと笑った。
そして瀬見さんは俺の元に来て言った。
エイタ「白布、ありがとな。美樹を頼む」
…昨日、美樹を送って元きた道を戻ってたら
天童さんたちがいたんだ。
呼び止められ
そして、ここ最近美樹に起こった事を聞かされた。
最初はなんで俺に言わなかったんだとものすごいイライラして聞いてたけど
「白布くんに迷惑かけたくないからって美樹が言ってたよ」と桜井は言った。
で、今日犯人より早く学校にみんなで行って
捕まえようって話になったんだ。
美樹には内緒で……
あいつ、気ぃ使うだろ?
もう、大丈夫だから。
もう怖い思いはさせない。
俺を頼ってほしい
これからもずっと俺が守るから。
コメント
2件
もう好き
みんなカッコよすぎる 特にしらぶんと覚