単行本未登場のキャラでます。
リ「、、、」
ナル「、、、」
ア「おはようございますーっ」
ア「、、、ん?」
いつもの数倍静かな違和感を覚えながら、首を傾げていた時に右の方から声が聞こえた
リーナ「アリッサちゃん!(小)」
リーナ「こっち!こっちー(小)」
手を小さく振って合図するリーナさんに釣られて流れるようにリーナさんの隣の席に座った。
ア「あの、、 」
リーナ「ちょっと、、外でよっか 」
ア「はい」
外のベンチに2人肩を並べて座った時にリーナさんが口を開いた。
リーナ「談話室、、静かだったね」
ア「ほんとに、、何かあったんですか?」
リーナ「うん、、」
リーナ「ちょっと喧嘩しちゃったみたいで」
ア「え!?誰と、誰が?」
驚きのあまりベンチを立ってしまったが、1回冷静になって座り直した。
ア「えっと、、その」
リーナ「リアムくんと、ナルサスさん」
ア「えっ」
リーナ「なんか、、熱量違い、、?みたいな」
不安そうに笑みを浮かべるリーナさんを見ながら手に持っていた台本を開けた。
ア「2人の共演箇所多いのになぁ」
リーナ「もともと、ナルサスくんは読みずらい性格してるし、、」
リーナ「その逆でリアムくんは結構バッサリしてるものね」
ア「仲直り、、出来るんですかね」
うーんと2人ならんで悩んでいることろに足音が近ずいていた
エ「やっと見つけた」
ア「エディさん!?」
エ「今日は解散だって」
リーナ「まだ、解散時間ではないよ?」
エ「リアムがやらかしてたんで!」
ア「やっぱり、、」
エ「あと、これ」
エディさんの手から、どこか懐かしいしおりのような紙を渡された。
ア「なんですか?これ?」
エ「なんか次の休みに泊まり込みで稽古するって」
リーナ「へぇー。旅館借りるんだ」
ア「いまのままで行けるんでしょうか」
リーナ「わかんない。けど、せっかくだし行きたいね」
リ「、、」
ナルサス「じゃぁ先に失礼するね」
ナルサスさんが席を立って荷物の整理をし始めた時にリアムさんが口を開いた
リ「ナルサスさん」
ナルサス「、、ん?」
リ「あの言葉」
リ「取り消してください」
ナルサス「、、いつかね」
逃げるように帰っていくと時計の針が21時を回っていたのに気づき、焦って荷物をまとめて家に帰った。
遂に泊まり込みの稽古日に入った。
ア「いやー!いい部屋ですね!」
リーナ「普段じゃ泊まれ無さそうな雰囲気だよね笑 」
2人だけの部屋で早速布団をだして食堂に行く準備をしている時にブーブーとポケットに入っていたスマホがなった。なんだろう?とスマホに目をやると驚くニュース記事がてできた。
日常劇団所属の美人派女優。”リリー”脱退か・・・・・
ア「えっ」
元々とある作品の実写化で炎上している騒ぎは聞いていたが、まさかここまでとは、、と記事を読んでいると、謝罪文や記者会見の様子が見れた。
リーナ「リリーさん、、めっちゃ売れてたのにねぇ」
ア「、、、ほんとに」
しばらく気まずい空気が流れたあと、突然リーナさんがパンっと手を叩いた
リーナ「もうこんな時間!食堂行きましょ!」
ア「はっはい!」
急いで部屋をでて、食堂に向かうとみんなリリーさんの件で話は持ち切りだった。ザワザワとしている中で暗い顔をしているナルサスさんのことが気になりながらご飯を食べて部屋に帰った。
同じ部屋のみんなが寝た後、何か引っかかって寝れなかった。
ア「ちょっと、、散歩でもしよっかな(小)」
しばらく廊下を歩くと外のバルコニーのような場所にでた。ボヤーとバルコニーの柵にもたれかかっているとリリーさんの事が頭によぎった。そういえば、演技をちゃんと見た事無いなぁと考え、趣味で保存していたとある作品の実写版の映像を再生した。どうせ誰も居ないだろうと油断してイヤホンなどを付けずに映像を見ていると何者かに肩を叩かれた。
???「その動画止めてくれないかい?」
そこには食堂でくらい顔をしていたナルサスさんがいた
ア「えっあっはい!」
ナ「座る?」
近くに置いてあったベンチに2人並んで座った。
ア「、、、あの」
ナ「どうしたんだい?」
ア「ナルサスさんと、、リアムさんって仲悪いんですか?」
ずっと気になっていたことをやっと聞けた。
ナ「そうだねぇ、、そう言うと違うかもね」
ア「じゃぁなんで、、」
しばらく考えた後口を開いた。
ナ「僕は演技、、演劇好きじゃないんだよね」
えっ急は聞いことに驚き、思考回路を必死に巡らせている時にある可能性がてできた
ア「まさか、、そのこと言ったんですか!?リアムさんに!?」
ナ「どうだろうね」
そう言い放つとベンチから立ち上がり、部屋に戻って言ってしまった。いや実際にはどこに行ったかわからないんだけど。
そして結果的に、ナルサスさんが何を考えているのか、どうしてリアムさんに言ったのか分からないまま時が過ぎていった。
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