この場で俺ともう1人、抱かれた事しかないので何もしようがないけど帰るのも憚られて残っている翔太をちらっと見た。
さすがにこの空気の中何かできる事はないかとソワソワして、とりあえず照とラウールの汗を拭いたり、水を持ってきたりしている。
俺には、めめがこうなってからずっと考えていた事があった。
悩んだけど、恋人としてやるしかないのかも知れない。
💚「翔太」
💙「ふぇ!?」
急に声をかけられて翔太が飛び上がった。真剣に自分を見る俺に目が泳ぐ。
💚「抱かせて」
💙「え?」
💚「抱き方教えて」
💙「はい?え、冗談」
冗談にして誤魔化そうとする翔太の腕を引っ張った。
💚「いいから来て!」
💙「キャピィ!ひかるぅ!!!」
情けない声を出して照に助けを求めたけど、照は俺がこうなったら聞かないのをよく知っている。ソファに寝転んだまま
『頑張れ翔太』と手を振っていた。
風呂場に翔太を押し込んで服を脱ぐ。
💙「なぁ、本気?」
💚「冗談でこんな事しない。俺もめめを助けたい、見てるだけなんて嫌だ」
💙「阿部ちゃん」
昂って涙が滲む俺を見て翔太は頭を撫でてくれた。唇が震える。
💙「わかった、練習台になってやる」
普段めめとしてる時には当たり前のように指を受け入れていたけど、いざ自分がやろうとすると傷つけないか緊張して手が震える。
💙「ん…」
💚「痛くない?」
💙「そんな感じでいい、大丈夫」
指を増やすと翔太の腰が動く。
💙「ふふ、阿部ちゃん筋いいぞ」
💚「めめの事助けられるかな」
💙「俺が保証してやる。あっ、バカ声出る」
💚「気持ちいいなら声出してよ、わかんないから」
💙「えぇ、それマジになっちゃうじゃん」
めめを助けたい本来の思いには関係ないけど、せっかくするなら良かったと思ってほしい謎の欲が出る。
しつこいくらいに翔太のいい所を探しながら挿入した。
💙「んっ、んっ、んぁ…」
時折翔太が吐息交じりの声を漏らし、中が締まる。
相手が気持ちいいと思ってくれるとこんなに嬉しいんだ、めめも同じようにしてあげたいと思い始めて貪欲に翔太の中を貪った。
💙「あ、やば」
💚「え?」
ノンストップで打ち付けながら聞き返すと翔太がイッた。
力が抜けて床に座り込む。
💚「良かった?」
💙「…聞くな」
精液が飛び散った床をシャワーで流し、もういいだろと出ようとする翔太をむんずと捕まえる。
💙「え」
💚「もうちょっと練習させて」
💙「はあぁ!?」
コメント
13件
いやらしさがなくてスポーツみたいでかなぴよ💙🥹 謎の欲、の一文だけが救いwww
言葉に表せないけど好き