テラーノベル
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ケーキを食べながら、皆で恋バナ中。
佐「そういえば、翔太達とか照達の恋バナって聞いた事ないよね!」
阿「確かに、相談した時もそこまで詳しくは聞いてないな、」
ラ「結構気になるかも!」
向「せっかく仲良くなったんやしな!」
目「確かに、番の先輩として、お聞きしたいですね、」
岩「まぁ、俺は全然良いけど…、ふっかが良いなら?」
深「ほぼ阿部ちゃんみたいな感じだけどね、」
俺と辰哉の出会いは中学2年生の春。俺は親の仕事の関係で辰哉のいる中学校に転校してきた。最初は珍しく転校生が来たという事でよく話しかけられた。でも、元々、その場の流れで一緒に騒ぐタイプではないし、そんなにノリが合わないと思われたのか、話しかけて来る人は減っていっていた。そんな時に仲良くしてくれたのが辰哉。
深「岩本さん?転校って珍しいね、わら」
岩「まぁ、そうですよね、」
深「一旦敬語止めない?同級生なんだし、わら」
岩「分かった、」
ク「ふっか〜!遊び行こうぜ〜!」
深「OK〜、行く〜!…来る?」
岩「いや、別に、」
深「じゃあ、また明日〜、わら」
岩「…また明日、」
…
それからふっかは、毎日俺に話しかけてきた。
深「おはよう、岩本くん、わら」
岩「おはよう、」
…
深「おっはー、岩本くん!わら」
岩「おはよう。」
…
深「おっはー!照くん!わら」
岩「おはよう、元気だね、毎日。」
…
深「おはよ〜!照!昨日のテレビ見た?わら」
岩「あれでしょ?めっちゃ面白かった!」
他愛の無い事も話すようになって、放課後も、時々遊ぶようになった。…俺は、今思えばこの時から辰哉が大好きだった。
ただ、ふっかは男子からは勿論、女子からも人気があって、俺とずっと一緒にいるわけではなかった。何処か心がモヤモヤしていて、何の罪もないクラスメイトや辰哉の友達に、嫉妬するようになっていた。
深「照、今日2人で一緒に帰らない?」
岩「う、うん。」
深「じゃあ、また後で!」
だからこの時は滅茶苦茶嬉しかった。辰哉含め何人かで一緒に帰った事はあったけど、2人は初めてだったから。
…
深「照、帰ろ〜、わら」
岩「了解!」
初めて2人だけで歩く家までの道。心のモヤモヤなんて無くて、ずっとこの時間が続けば良いのに、ってずっと思っていた。
こういう日に限って帰り道は短く感じて、辰哉と別れる曲がり角に着いてしまった。
深「じゃあ、また明日、」
岩「うん、」
これで良いのか、何かが俺に告げている。でも、何を言えば良いの?俺の気持ち、伝えた方が良いの?
岩深「「あのさ、」」
深「被った?わら」
岩「被ったな、」
深「照から、良いよ、」
岩「えっと…、」
俺って辰哉の事が好き?なのかな。でも、まだ辰哉と知り合って2ヶ月。そんなすぐに人の事って好きになれるの?
岩「俺、さ…、分からないんだけど、辰哉が他の人と話してたらなんか嫉妬するっていうか…、心がモヤモヤすんの。でも、何でか分からなくて…、でもこれを辰哉に言ったからって、別に何も無いのは分かってるんだけど…、えっと、」
深「…照は、俺の事が好きって事?」
岩「そう、なんだと思う。」
深「思う、って何、わら」
岩「いや、俺こんな性格だし、恋愛とかした事なくて。分かんないっていうか…、」
深「じゃあ、俺の事好き、って言ってよ。」
岩「辰哉の事、好き。」
1回言ったらこれが正解な気がして、何度も口に出した。
岩「辰哉の事が好き、大好き。俺と付き合ってほしい、」
深「もう良い!///」
岩「えっ、と、ごめん、」
深「俺も、照の事、好き。」
岩「…え?」
深「だから、俺も照の事、好き。付き合って?」
岩「…本当に?」
深「流石に嘘は言わないよ、わら」
ギュッ
深「ちょっ、照!苦しい!わら」
岩「辰哉…、大好き。」
深「…俺も。俺に嫉妬してくれてるんだ、可愛い。」
岩「可愛いのは辰哉でしょ?」
深「はぁ?///」
岩「笑、」
…
深「そういえば、さ…、付き合ったのは良いけど、俺達、第2性教え合ってないよね。」
岩「確かに、」
付き合い始めてから数日後、こんな事を言われた。考えたくなくてもこの世界に纒わまとわりつく第2性。
深「俺はβ。」
岩「俺は…、α。」
深「α…。番とか、居た方が良いんじゃないの?」
岩「世間的にはそうだよね。確かに、居た方が良いのかも。」
深「だよね、ごめん俺、」
岩「でも俺は、辰哉以外好きになれないから番は要らないかな。」
深「でも…、」
岩「番なんて居なくても、本当に必要なのは愛でしょ?」
深「照…、」
岩「俺は辰哉が居ればそれで良い。」
ずっとこの関係が続くと思ってた。だけど悲劇は急に訪れる。
𝕊𝕠𝕣𝕒☁️🫧💙
コメント
2件
そっか💜も変わった人なんだもんね!💚と一緒で

🖤💚以外のカップル気になってたから 上げて頂き有り難う御座います🙇