下手だって?当たり前じゃねえか
行くぞー
数日後、幻想郷には桜が舞っていた。秋だというのに。
その代わり、紅葉は一切舞っていなかった。
「やっぱ、秋といえば桜だよなー」
(おかしい。紅葉が舞っていないだなんて…)
「秋といえば紅葉じゃない?」
「何言ってるのぜ霊夢。紅葉は春だぜ。」
「…ねぇ魔理沙」
「なんなのぜ?霊夢」
「異変、じゃ無いかしら」
「んなわけないだろ」
「私の予想だとね、みんな洗脳されてるんじゃないかしら」
「仮に洗脳されていたとしたら、どうして霊夢は…」
「私の能力よ。」
「ああ、じゃあ、これは異変ということになるんだな?」
「そうね。とりあえず太陽の畑に行ってみる?」
「幽香はちがう気がするが…行ってみるか」
〜道中〜
「霊夢、」
「なあに、魔理沙」
「この異変の名前はなんなのぜ?」
「洗脳…は使いたくないわね…」
「わかった!染まるんだ!」
「染まる?」
「そう!異変を犯した奴に!」
「なるほど、いいわね」
「染色異変!」
「たまには魔理沙も役に立つじゃない」
「たまにはじゃないのぜ!!」
〜太陽の畑〜
〜霊夢と魔理沙が説明後〜
「あら、私はそんなことしてないわよ?」
「なんか情報知ってたりは…」
「最近、他の界の奴らがなんかやってるらしいけどね」
「コイツじゃねえか?」
「恐らく。」
「他には?」
「なんだっけ。その界で一番上の奴は、ものすごく強いんだって。」
「その界の名前は…桜界らしいわ」
「桜…界?」
「きっと桜を操っているんでしょうね」
「とにかく、行くわよ!」
「どこに!」
「桜界と呼ばれるところに!」
「どこにあるかわかるのぜ?」
「えーっと…なんかゲートが出てくるらしいけどね…」
「とにかく行ってれば見つかるわ!」
「ありがとな、幽香!」
「あと、あなた達以外この異変には気づいていないわ。」
「わかってるのぜ!」
「敵、凶暴みたいだから。」
「誰も助けには来ないと思った方がいいわ。」
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