翔太 side
鈴花 お得意様に迷惑かけるから・・・ちょっと、どこ触って
翔太 じゃぁどうやったらお得意様になれるか教えてよ?
後ろから彼女のお腹に腕を回す。そのままシャツの上から胸を触ると、ピクリと体を反応させた。
首筋を舐めれば彼女の反応にゾクゾクする自分がいる。
他の誰かに抱かれる彼女を想像するだけで虫唾が走る。もうこうなると止められない。
鈴花 んっ////いい加減にして…やめてぇ////
翔太 説得力ないよ?止めて欲しいならもっと頑張って抵抗しなきゃ笑・・・まぁやめてあげないけどクスッ♡
シャツを捲りブラのホックを外すとすでに先端は硬さを帯びており、舌で転がせば、彼女が辛うじて抵抗していた腕の力が弱まるのを感じた。
服を脱がせ、キッチンのカウンターに乗せると執拗に全身を舌先で愛撫する。彼女の花芯はとめどなく蜜を滴らせ続けている。
鈴花 やだ///降ろしてん、ん、ヤっそこ舐めないで
翔太 鈴ちゃん舐められるの好きでしょ?いい声聞かせて?
彼女が悶え鳴く姿がたまらなく愛おしい。抱いている間は僕のものだ。
僕だけを見てほしい。今日で会うのは三回目だが、彼女を抱けば抱くほどに好きが増幅していく。
体の相性だけではない彼女のすべてに惹かれていく自分がいる。
カウンターで果てている彼女を降ろすとキッチンに手をつかせて、僕のモノを後ろから挿れると思い切り突いた。
あまりの衝撃に彼女が手でやめてと懇願している。その手を掴んでさらに最奥を突いた。
翔太 鈴ちゃん…////ッ急に中締めないで//ん..やばいもうイキそう
彼女はもう立っているのがやっとで必死にシンクに掴まる姿が可愛らしい。
この人の事が、どうしようもなく好きだ。自分でも怖いくらいに彼女から離れられそうにない。
誰のモノにもならない彼女をどうやったら自分のモノにできるだろうか。
どうすれば彼女の特別になれるだろうか?
彼女が絶頂に達するのを見送るとさらに激しく突き上げる。
動きを緩めるとまたどこか遠くの誰かのモノになりそうで、離れがたかった。
腰から崩れ落ちる彼女を抱き上げソファーに運んだ。
近くにあったブランケットを彼女にかけると可愛らしく睨みつけてきた。
翔太 お願いだから俺のモノになってよ?気がおかしくなる。どうして夜の仕事してるの?借金?俺がなんとかするよ?
彼女は一瞬驚いた表情をみせたが、すぐに目を伏せて困惑した顔をした。
鈴花 お金に困ってる訳じゃない。好きになってくれてありがとう。でも、これが私だから・・・私は誰とでも寝る。自分が傷付けば〝生〟を感じられる。わたしが生きていくための場所なの。
翔太 傷になってるんじゃないか!これからは楽しいことや嬉しいことで幸せを感じて〝生きてること〟を実感すればいい。傷じゃ何も生まれない !
気づいたら彼女を抱きすくめていた。どうしてこんなにもこの人は〝壊れそうなんだ〟望んで悲しみを背負っている。
鈴花 どうしてあなたが泣くのよ?
翔太 あなたじゃない〝しょうた〟だよ・・・
鈴花 あなたはこれ以上穢れないで。私みたいなのに関わっちゃダメ。せっかく綺麗な心を持ってるんだから・・ねっ
頬を伝う涙を〝僕を壊さないように〟優しく拭った彼女は、服を抱えてお風呂場へと消えていった。
彼女の居なくなった部屋に一人、涙が止まらない。どんな言葉も彼女に響かない。
彼女の特別になりたい・・・その想いだけが大きく膨らむ。ふと通知音に気づき目をやると彼女の携帯に今晩の仕事の案内が届いた、、、
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