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実家からの帰り道。
役所に、婚姻届を提出。クリスマスが結婚記念日に。
深澤「おめでとう!」
○○「ありがと!」
照「辰にい、これからよろしく!」
深澤「うわぁ、やだ。ほんとやだ。照が義弟とか…」
○○「でもなんも変わらないじゃん?(笑)」
深澤「今までどおり、ふっかでいいから、ね?ってか○○も、もう、深澤くんやめて?」
○○「じゃあ、辰にい。」
深澤「それでいい。」
○○「でもなんか凄いよね。1年前なんて、深澤くんのことすら知らなくて。照のことも、見てるだけだったのに…深澤くんがきてからの半年ちょっとで、色々あったなぁ(笑)深澤くんから辰にいだもんねー。バスの運転手さんが旦那さん……か。」
深澤「俺も○○と会えてから、変わったかなー。」
照「俺も。○○が、バスに乗るようになってからかな、少しずつ、前向けるようになったし、毎日が楽しくなった。」
○○「でも、私はこの先、正直不安……。」
照「なんで?」
○○「幸せすぎるから…この子がちゃんと産まれてくるかなぁとか、なんか色々考えちゃう。この幸せは当たり前じゃないんだって……。」
深澤「○○は考えすぎなんだよ!わら。」
照「当たり前じゃないからこそ、今をしっかり大事にして行かないとね……。」
深澤「あーも、そんな話してたら、康二の所行きたくなってきたー!てか、なんでせっかくのクリスマスに、俺は……」
照「でも、今日は会えないって言われてんでしょ?」
深澤「ん…理由も話してくれなくてさ。酷くない?」
○○「え?クリスマスなのに?」
深澤「そう!!」
○○「辰にい、康二くんになんかした?」
深澤「ちょ、なんで俺が悪いみたいになるんだよ!わら」
照「ふっかもご飯たべていくでしょ? 」
深澤「もちろん!」
○○「あ、でも、それなら、スーパー寄らないと…」
照「ん、いいよ、なんか出前たのも?作るの大変でしょ?」
確かに、でもクリスマスだし、クリスマス的なもの作りたいなぁ。
深澤「クリスマスだもん、チキン食べよ!チキン!」
照「はいはい、着いてからね(笑)」
そう言いながら、家に到着。
家に入ると、なんだか暖かいし、いい匂い。
え?と思い、リビングのドアを開けると、
パンッ🎉・:*:・。
パンッ🎉🎉🎉
びっくりして、思わず後ずさりすると、照に優しく支えられた。
○○「……え?な、なに?」
佐久間「せーの!」
『照!○○!結婚おめでとう!!』
○○「…え?えぇー!?」
照「みんな、ありがと!」
え??照も知って…
と、ゆか、辰にい!?
え?
深澤「サプライズ成功!!」
○○「え!?」
照「だね(笑)」
○○「……ごめん、驚きすぎてこんな反応で、ごめん……ちょっと待って?(笑)」
なんかわかんないけど、嬉しくて泣きそう。
深澤「○○にとって、最高のクリスマスになればと思って、みんなに声掛けたの。さすがに入籍の件はびっくりしたけど!わら」
○○「ん、急だったから(笑)」
佐久間「なんでまた急に?」
言っていいのかなぁ。いくら心音確認は出来たとは言え…もし……
深澤「そんなの、照がせっかちだからだろー!わら」
照「ひどーっ!(笑)」
康二「えーなぁ。なぁ。ふっかさん、俺たちも一緒に住まへん?」
深澤「へっ?////」
康二「なんなら、照兄の家の近くでえーやん?なんかあったらいつでも行けるし」
照「お前ら、○○の手料理狙いだろ?どうせ!(笑)」
深澤「うわぁ。失礼しちゃうねー、これから大変だというのに。」
○○「康二くんが近くだと、助かるー!!」
康二「せやろ?」
深澤「え?そっち?康二なの?」
渡辺「なに、○○と康二は、できてんの?(笑)」
いわふか「いえ、消してそれはあり得ません!!」
目黒「ふはっ!(笑)」
凄いピッタリはもってる(笑)
そんな話をしてるうちに、料理も出来上がり並べられた。
美味しそうな匂いが……
○○「……!!」
慌ててトイレへ。
一気に戻してしまった。
○○「……おえぇー_| ̄|○、;‘.・ オェェェェェ」
照「○○!?」
照が背中をさすってくれて、しばらくしたら落ち着いた……
濡れたタオルで顔を拭く。
再度水で洗い口をタオルで覆う。それだけでなんか落ち着く。
リビングに戻ると、皆からもしかして?と言われ、妊娠してることを伝えると、みんな驚きながらも、喜んでくれて、沢山おめでとうを言ってくれて。舘さんは、食べやすいようにと、味つけ変えて作り直してくれたり、皆すごく優しくて。温かい人たちだなと。改めて感じた。
時々、ソファーで休みながらみんなと、ワイワイ楽しんでクリスマスは終わった。