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とある日の朝
ジュンギュ 「〇〇また学校なのー、」
〇〇 「すみません、今試験期間で…」
ヒョンソク 「ジュンギュそーゆこと言わないの」
ジェヒョク 「〇〇、目の下クマ酷いよ…」
ジェヒョク 「ちゃんと寝てる…?」
〇〇 「大丈夫ですよㅎありがとうございますㅎ」
〇〇 「今日はいつもより早く帰れそうなのでなるはやで向かいますね」
ハルト 「ゆっくりでいいのにㅎ」
学校
〇〇 「ふぅー…」
友達 「〇〇、最近忙しそうだね」
〇〇 「そうなんだよー」
〇〇 「ライブが始まるからさㅎ」
友達 「でも、こっちもあと少しで試験じゃん」
〇〇 「そう、だから忙しいんだよーーー」
友達 「〇〇、顔がだるそうだよ」
〇〇 「このくらい余裕だよㅎ」
友達 「お疲れ様だよ、」
友達 「まぁ〇〇は成績いいし大丈夫っしょ」
〇〇 「どーかなㅎ今回は負けるかもねㅎㅎ」
いつものように走って駅に向かった。
〇〇 (学校→レッスン→打ち合わせ。学校の課題もまだ残ってる…今日も寝る時間ないかも…)
最近、朝も夜もずっと動きっぱなしで休みはゼロ。
〇〇 (私が弱音吐いたら、誰かが困る…それだけは絶対にイヤ。)
そう思いながら走ってたら事務所についた。
YG練習室
〇〇 「すみません、戻りました…!」
朝光 「結構はやかったな着替えてきなㅎ」
いつものように、TREASUREは熱気の中でレッスン中。
笑い声や真剣な声が飛び交う。
〇〇 (…いつもより暑いな…)
ジフン 「〇〇大丈夫か?」
〇〇 「なんかいつもより暑くないですか?」
ジフン 「いつもと同じだと思うけど…」
〇〇 「私の気のせいかもしれないですㅎ」
ジフン 「ファンミ前だからみんなピリピリしてるしなㅎ」
〇〇 「私も頑張らなきゃですねㅎ」
ジフン 「お互いがんばろうな」
休憩が終わり、トレ達はレッスンに戻った。
〇〇 (…頭痛い…)
音楽が頭に響く。
クラクラして視界がぼやける。
〇〇は、こっそり練習室を出て、
端のほうの空いたスペースに座り込んだ。
〇〇 (ちょっと休めば、すぐ戻れる…)
そんなとき
??? 「……お?だれかいる?」
(目の前にいたのは、WINNERのスンユン先輩)
スンユン 「君、TREASUREのマネージャー?」
〇〇 「あっ…はい、〇〇といいます。すみません、邪魔…してて」
スンユン 「体調悪いの?」
〇〇 「…ちょっとだけ、貧血みたいで…」
スンユン 「無理しないでね。しんどいときは、ちゃんと休むのも仕事のうちだよ?」
〇〇 「すみません…ありがとうございます。」
スンユン 「これから被ることもあるだろうし、よろしくね。」
〇〇 「はいっよろしくお願いします!」
スンユン先輩の優しい笑顔に、
少しだけ涙が出そうになる。
〇〇 (泣かない。今は泣いちゃだめ。)
(そのころ・練習室)
ジュンギュ 「きゅーけい!きゅーけい! 」
ジェヒョク 「あれ、〇〇いなくない?さっきまでいたよね?」
ドヨン 「トイレじゃない?」
立ち上がるジフン。
ジフン 「ちょっと外の空気吸ってくるわ!」
ヒョンソク 「遅くなんなよ!」
ジフン 「はいはい」
(〇〇の元へ)
ジフン 「……なにしてんの?」
〇〇 「ジフンさん…すみません今戻ります」
ジフン 「〇〇なんかあった?」
〇〇 「…え?」
ジフン 「…その顔で『大丈夫』は無理あるやろ」
〇〇 「……」
ジフン 「熱あるでしょ。顔真っ赤。なんで言わないの?倒れたら意味ないでしょ」
ジフン 「今日は休みな」
〇〇 「このくらい大丈夫です。出来ます」
〇〇が勢いよく立った
〇〇 「あっ…」
足がふらついて倒れそうになったとき
ジフン 「危な…」
ジフンが〇〇を支えた。
〇〇 「ごめんなさい…」
ジフン 「ゆーこと聞かない子やな」
〇〇 「…」
〇〇 「でも、まだ入ったばっかだし休んだら、マネージャー失格って思われるかも…」
ジフン 「誰も〇〇のこと責めない。てか、俺が絶対させない」
〇〇 「……」
ジフン 「もうちょっとだけ、甘えていいんだよ?」
ジフンは〇〇の隣に座った。
〇〇は少しだけ肩に寄りかかる
ジフン 「体熱いな」
ジフン 「もう休憩終わるから、俺の作業室で寝な」
〇〇 「でも、さすがに…それは」
ジフン 「いいから。終わったら呼びに来るから」
〇〇 「ごめんなさい…」
ジフン 「大丈夫だから。メンバー達には俺から言っとく」
〇〇 「ごめんなさい…ありがとうございます」
ジフン 「うん。大人しくしてなね」
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