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第2話魚野郎


「お…おいおい……ウィーリッヒが出ただって?…幻覚かなんかじゃあねえのか?」

「いぃや!!あいつは間違いなくウィーリッヒだ!」

「んだそりゃあ…」と信じられないながらも靴を履き外へ出ると確かにそこにいた

全身は紅く白い粒がまだらまだらに付いている。手は大きく鋭いハサミの形をしている。全身がゴツく蟹のような形をした化け物はこちらを見つけるやいなやこう言い放つ「獲物ォ…みーつけた」

するとその化け物はケタケタと笑いながらこちらへゆっくり歩みを進める「おい…とりあえず家入れや…ダージス」と言いながら家へ震えるダージスを招き入れるや否やドアを閉めすぐさまダージスを連れてソファに隠れ銃を取る。

「どォこだァ?」にちゃにちゃと気味の悪い笑みを浮かべながらこちらへ近寄る化け物に対し俺は「あんた名前はなんつーんだい?」等と言いながら銃に弾を込め

「おりゃあガーリスさ!冥土の土産に持ってったらドォーダイ?」ケタケタと笑う化け物に対し「化け物の割に喋るのがうめぇじゃねえか…ところで悪いが返品さして貰うよ」と鼻で笑い化け物と俺の目が合ったその時構えた銃を化け物へと放った。「ガッ!!アッァアグァァ!ゴンの野郎ガッぁあ!」「喋ってないで逃げたらどうだ?」と再度銃を放つと硬い甲羅で阻止されはしたが直ぐ様ソファを乗り越え目を掴み全身の体重を使ってもぎ取ると再び化け物は「ダッグゥルァァァ!許サねぇ!」と叫びながら大きなハサミで掴もうとしてくる所で避けると壁に大きなえぐり跡が出来る「クッソがァ!新築だぞ!弁償しやがれ!」「るせぇ!先にこっちノ目もぎやがった癖ニ!これでもまだトントンじゃねえよ!」と言いながら取っ組み合いになり大きなハサミで殴られそのまま俺の体はドアごとコンクリートに転がった所で蹴られ「こっからが本番だァ!!」

などと言う化け物をと共に俺は海へと落ちる

「ぐっ…グァっ!」大きなハサミで俺の首を掴むと蟹は勝ちを確信したようで笑みを浮かべながら「あばよ老いぼれ!」

「な”ニシてルの”?」 「あ…?」

青白い肌にガッチリした肉付きに黒々とした目が俺らを見つめる

「んだてめぇ!!こっち見んな!ぶっ潰すぞ!」「ぶッ潰す?……ナンだ……敵カ」と言うと瞬時に近ずき拳を握りしめると拳を振るう。

鈍い音がなり1秒立った瞬間水しぶきと蟹野郎と俺が打ち上げられる

「「はっ?!なんだこりゃあっあ!」」

隙を付きハサミから抜け出すと直ぐ様魚野郎がやって来ると蟹を蹴り飛ばす

飛ばされた蟹は血か飛び散ると同時にピクりと動かなくなった

俺を掴むと魚野郎は地面へと足をつける

大丈夫カ?ジジイ!とニヘラと笑った魚に対し俺は「魚野郎…てめえ何もんだよ」

『ウィーリッヒ :我らの声』

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