よく、
Q ”明日世界が終わるとしたら何したい? ”
という質問を耳にすることがあると思う
君達は、この質問についてどう思う?
別に俺は哲学が好きな訳では無い。
特に理由なんてない。
ただときどき、ふと考えてしまうのだ。
”世界が終わる”
というのは一体どういうことなのだろうか。
そもそも ”世界” とはなんなのだろうか。
これに答えなんてないとは思うんだ。
『地球』を一括りにしたものが世界なのか。
それとも、この広大な『宇宙』と、またその先の世界のことなのだろうか。
そもそも宇宙に終わりなんてあるのだろうか。
俺たちが知っている宇宙の外側にはまた別の『世界』が広がっているかもしれない。
人類の歴史は、これまでの地球、いや宇宙の中で、たったの一瞬でしかない出来事なんだ。
そんなちっぽけな歴史の中で、俺たち人類は何を学んできていたのだろうか。
この世は人間が全てじゃない。
ぽっとでで現れた謎の二足歩行の生命体が、自分たちの思うがままにとあるひとつの惑星を改造していき、やがてできたのがこの今の『地球』なのだ。
だからこそ、そんなにもあっさり『世界』は終わらない。
もしかしたら、世界はまだ”始まってすらいない”のかもしれない。
だから、《もしかしたら》なんていう希望論はあてにならないのだ。
そもそも『世界の定義』なんてものは無い。
それに、本当に終わるとしても、突然
【明日世界が終わります!】
なんて、分かるわけがないだろう。
俺は、そんな無駄な妄想なんかせずに、世界最後の日じゃなくてもできるよう努力すればいいのに…と思ってしまう。
性格が悪いのだろうか。
そこにいる、光る薄い鉄の板を眺めているだけの目の前の君たちも、そう思うだろう?
始まったから 終わるのか
終わったから また始まったのか
正直分からないことだらけだろう。
ただ、それでいいのだ。
それだけでいい。
俺達には分からなくていい。
ただ、もし本当にこの世界に
【終わり】
があるのだとしたら、それはどんな結末になるのだろうか。
俺たち人類の望んだ結末にはできたかな?
無事ハッピーエンドを迎えれるのかな?
もし世界の終わりを知ることが出来たのなら、
もし世界の終わりを目の当たりにすることが出来たのなら、
もし世界が終わるその瞬間まで生きることが出来ているのなら、
僕は、
僕は、
そんな一雫の望みにかけて
世界の終わりの中心で、僕は君と
××××××───。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ 2025/2/28 (金) 予定
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!