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snowman
※学生パロ
…
翌日…
翔太💙「なぁ照、ここどーやって直す?」
照💛「取り敢えず木材あるからこれで塞ごう」
翔太💙「ういよ」
亮平💚「蓮っ!動くなっていってるだろ!」
蓮🖤「なんでぇ〜?俺も働くよー」
亮平💚「なんで“俺”の指示聞いてくれないの?…蓮、いい加減に…」
蓮🖤「わぁぁ!!ごめんっ!!ごめんって!!」
ラウ🤍「これ重たいな…」
康二🧡「ラウ!俺が持つで!」 フワッ
ラウ🤍「わぁ!ありがと康二くん!」
辰哉💜「佐久間ぁ〜…お花枯れちゃってる」
大介🩷「ありゃりゃ…お水あげたら復活したりするかな?」 ジョロロロッ…
辰哉💜「いっとき様子見よう」
大介🩷「にゃはっ笑 そうだね〜」
皆、楽しそう。俺も手伝いたいけど動けないからな…
涼❤️『早く戻ってきてよ……』 ゴロッ(寝転
涼太は中々戻ってこない。もおこれは俺から何かできるものではないのだ。
涼❤️『寝たら涼太に会える……?』
『……やっぱ無理か…』
「…涼?」
『っ!!涼太っ!』 ギュッ!
「どーしたの?なんでここに?」
『バカっ!お前が戻ってこないからだろ!』
「あははっ…ごめんって笑 あぁは言ったけどやっぱり戻り方がわかんなくて…どうしよ?笑」
『〜〜っ!!分かったうえで入れ替わったんだろ!マジどーすんよ…(呆』
「…もう涼のままでいいんじゃない?」
『…は?』
『お前…何いってんだ…?』
「…だってそうでしょ?笑 “涼”の状態だったら皆とずーとっ!一緒だよ?寿命がほぼないんだから…」
「でも“涼太”は人間。寿命もある…翔太といつまでもいられないんだよ?…それに俺は老けちゃう…いつまでも綺麗な彼女でいられないの…」
『っ!しょーたは!!』 ガシッ!(肩
「!」
『お前の!“涼太”の性格、容姿、在り方が好きになったんだよ!!“涼”じゃないんだよ…』
『お願い…俺を恨んでもいいから……お前が翔太の横にいてやってよ…皆と暮らしてよ……グスッ』
「…涼が泣くなんて珍しいね……」 ナデナデ…
「…涼の言いたいこと、分かる。でも戻れないと意味ないからね?笑」
『…涼太…っ!』
「…じゃあ助けてよ…っ俺は!どうしたらいいの?いつもみたいに助けてよ、恨まないから…“父さんに血を分けたこと”、恨んでないから……!!助けてよ…」
『…なんで知って……(驚』
「…ニコッ」
「聞こえてたから…(微笑」
『……!!』
涼❤️『…パチッ(起』
『りょ……た…ポロポロッッ』
俺は気づけば泣きながら寝ていた。
涼❤️『涼太を元に戻す方法……』
『一か八か…』
辰哉💜「涼ぉ〜?飯できたぞ…ってあれ?」
「いないな…涼〜〜??」
涼❤️『辰哉ごめん…』
テクテク…
涼❤️『…久しぶりに来た。』
俺が来た場所…“狐の祠”。
涼❤️『これより…下だったかな?』
ガダッ… ガダッ…
涼❤️『生臭い…やっぱ好きじゃね〜……』
俺は祠の床下に存在する部屋へときた。
涼❤️『…父様』
俺はそう声をかけた。誰もいない…ただ1枚の札が貼られている壁に……
涼❤️『…ごめんね…ずっと1人にして』
『俺の話知らないでしょ?俺人間に血上げてその息子の護り人やってるよ…父様が望んだことじゃないのは分かってる…でも』
『涼太を助けてやってはくれませんか…(涙目』
俺は泣かない。でも泣いた。涼太にもびっくりされるほど…俺は強くなかった、強いのは涼太だ。
虐められても…それを耐えようとする力を持っている…俺は、そんな物1つもない。
涼❤️『父様……グスッ、俺は…死んでも構いません…お願いです…涼太を助けてくださいっ…』
俺は壁に向かって土下座した。涼太を助けるためならなんだってやるさ……
ブワッ…
急に札が光った。群青色と紅色の炎が上がる。父様が答えてくれたのだろう。
涼❤️『……』
〝アスノユウ…ヒヲミ、コタエヲノベ…ヨイナ〟
父の言葉が脳に入ってきた。声色で分かる…やっぱ俺のこと嫌いなんだろうな…笑
涼❤️『…ありがとうございます…グスッ』
『もぅ…頼ることはありません…お休みに、なられてください…』ペコッ…
俺はそういい、父の元を後にした。
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