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緑「はぁ、、、、」
可愛すぎる。
なんだあの男は。
部屋を出て、扉を閉めるとすぐにその場に座り込んで、顔を伏せた。
赤「すち、、?」
声がした方に顔をあげる。
そこにいたのは、暇72。
なんだか不安そうな顔でこちらを見ていた。
赤「大丈夫か、、?」
緑「ああ、、ひまちゃん、大丈夫だよ。」
赤「いやでも、、座り込んで、、」
緑「いやこれは、可愛すぎるみことちゃんが悪い。」
赤「え?」
いけない。本音が出てしまった。
緑「ごめんなんでもない。みことちゃん吐いちゃってさ、あとおかゆも置いてあったの。みことちゃんの部屋の片付けお願いしてもいいかな?」
赤「いやそれはいいんだけど、、かわいすぎ、え、?」
緑「ごめんそれは気にしないで。ありがとう。」
赤「あ、ちょ、すちっ!」
暇72の言葉を無視してリビングへ向かう。
必要なのは、冷えピタと体温計とゼリーと薬と水、、あとは吐いた時用の洗面器ぐらいだろうか。
紫「お、すち。みこと大丈夫そう?」
緑「いるまちゃん、うん、割と大丈夫そうだよ。」
桃「よかったー!俺にできることあったらすぐ言ってね!」
水「こさめも手伝うー!!」
緑「らんらん、こさめちゃん、ありがとう、」
必要なものを持って自室へ向かう。
先ほど行くのを止められたから。多分あれは無意識だろうけど。可愛すぎるから放っておけない。
早く戻ろう。
緑「みことちゃーん、だいじょう、、、」
すぅすぅと気持ちよさそうな寝息を立てる彼。
でも、先ほどここを出る時と違うところがあった。
緑「それは、、反則だよみことちゃん、、、」
そう。彼はすちのパーカーを着ていたのだ。
当然すちは悶えるわけで。
その場に顔を伏せて座り込んだ。
可愛すぎる。しかも萌え袖。こんなの悶えるしかない。
そんなことを思っていたとき。
黄「う、ぁ、」
緑「、?」
黄「ごめ、なさ、」
緑「みことちゃん?」
魘されていた。
どんな夢を見ているのかわからない。
でも、彼が苦しんでいるところを見たくなかった。
緑「みことちゃん、大丈夫だよ。」
彼が寝ている隣にお邪魔して、彼を抱きしめる。
次第に落ち着いてきて、また気持ちよさそうな寝息が聞こえてきた。
緑「ん、よかった、おやすみ。」
彼の顔が緩んだ気がした。