戦争の原因は私だった

紫がこちらへやってくると

「こいつだ。」

そう言うと乱暴に私のことを

抱え白いワンボックスの車へ連れて行く

こわい！！！！子どもたちは！！

喋ることができない私は

ジタバタと紫の肩で暴れた

すると

「大人しくしないとみんな殺すぞ」

仮面の下からその言葉がズシンと響く

恐怖で何も言えなくなる

ここは言われるがままにしたほうがいいのか

でもみんなが！！家族が！！

でも怖い。みんなが殺されるのは嫌だ

私は抵抗できずされるがまま

車へ投げ入れられた

すると三人ほど紫の仲間が乗っていた

運転手は刺繍だらけピアスだらけの

見たことがない男

助手席は体の大きい強面の人

私の隣にいる人も見たことがない

でもみんな見た目がただただ怖い

え、ヤ◯ザ？

そんな見た目の人達に攫われ

紫が戦ってるのを尻目に逆走し

どこかへ連れて行かれてる

私これからどうなるの、、、