コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そんなこんなでもう2時間もすぎており、高橋さんのお母さんも帰ってきていた。今日はありがとうと3人の言葉を聞いたあと。紳士的に去っていった。マジシャンのように。
僕はマジックを終えたあとふと、ある将来の夢ができた。それはお笑い芸人になることである、人を喜ばせたり笑わせたり、心を動かす職業につきたいと思っていた僕は中学校3年に上がる頃には1人で漫才のロジックだったり、笑わせ方の手法だったりを勉強したりしていた。
その頃当時令和ロマンが人気を集めていた。
エムワングランプリでも2連覇をするんじゃないかと言われているが僕はバッテリィズの方が猛烈に好きだった。
簡単に言えば、オードリーみたいな関係性で新しい漫才の形を築きあげたのだ。
僕はそんな漫才をつくりあげたいと思い。
ある人物にアドバイスを求めたそれが妹の真奈ちゃんだった。聴覚障害を持つもの同士分かち合えるものがあると思ったからだ。そして、この子を楽しませたいと思うよう心は転々としていっていた。もちろん、佳奈さんにも求めようとしたのだがなかなかお笑いを好きではないらしくそれでも絶対笑わせるネタを作ってやると心に決めていた。
そして、月日はながれ高校2年生僕は変わらずずる賢こく、より面白いキャラクターへと変わっていった。高校1年生の時には、文化祭で漫才をやり大盛況だった。ちなみに相方は健人だ。あいつは、結構あぁ見えて人間観察が得意で人の癖を見抜くのが得意だったので同級生の中で相方として選んだ。
健人も人柄が変わり僕のおかげなのか明るくなっていた。ちなみにもう1人の拓真も同じ高校。好きだった、佳奈とは彼女として付き合ってまもない。
僕の障害や夢や漫才を真摯に受け入れてくれて大きい船のように安心感を与えてくれた存在だ。
ここで気になっている人もいると思うので、佳奈とのエピソードを話す。
結論から、佳奈から告白してくれた。実は中学校2年生の時から好きでいてくれたそうで聲の形を読んでいたのも僕の障害を理解して見たいと思ったからそして、みんなに理解して欲しいからあの本を勇気出しておすすめにあげていてくれたらしい。そんな、優しい所と清楚派女優みたいな見た目に恋をして。「僕の補聴器のような存在になってください
」となんともクサイセリフで告白をして付き合ったのだった。定期的に妹の真奈ちゃんちにも遊びに行ったりしている、、、
そんな感じで僕が文化祭で披露したネタは、満員電車というものだった。
満員電車は色んな人が入ってくる。臭い人背の高い人綺麗な人そんな小さい空間に秘められたストーリーを漫才にしようと思ったのだった。そのネタは微妙ではあったがクラスの奴らからはお前面白いなと言われ先生たちからも大盛況だった。これが後の〇〇〇になることはまだ誰も知らない物語である、