テラーノベル
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青ーside
何気ない日常にすこし嫌気を覚える。
まだ付けっぱなしである酸素マスクを外すとすこし苦しくなり、快感を覚えてしまう。
そうしていると、ドアがノックされ、声を掛けられる。
医者「いふさん、すこしお時間ありますか?」
ためらいながらも真っ直ぐとした声に真剣を感じ、病室に入れる。
医者「あの、すこしご相談なのですけど、」
医者「今のいふさんの病室は機械が多く、非常に狭くなっています。」
自分では目が見えないから、そう言われて、自覚する。病院に来てから、一度も立っていないので分からないも当然だろう。
医者「…それで、病室を移行しませんか?」
突然の質問に焦りが勝つ。一つの部屋で狭いということは二人部屋になるだろう。そこで、またいい思い出を作っても、どうにもなれないだろうに。
青「あの、それってどこの病室ですか?」
ふと、優しくて大好きな彼のことを思い出す。彼ならいい、彼でいてほしいと思い、声を掛ける。
医者「あぁ、いふさんの事を考えて、内藤さんがいるA堂の4号室です。」
良かった。彼なら大丈夫だろう。少しだけ安心を覚え、胸を撫でおろす。
医者「突然で申し訳ないのですが、明日から移行してもよろしいですか?」
何が何でも明日からとは思っていなかったのですこし戸惑いを隠せない。でも、人と関われることでないこの鬱病のサポートができたら一石二鳥だろうと自己解決する。
青「いいですよ、」
医者「ありがとうございます。」
少しだけ声色が明るくなったのが感じられて良かったと思う。それだけ困っていたのだろう。
次はまた愛せるかな。また愛してくれるような人であれるかな。俺を認めてくれるかな。
俺を信じてくれるかな。
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投稿遅れたのに駄作って何事?
ごめんなさい(_ _;)
まぁここ近くで更新すると思います!
ばいば〜い
コメント
7件
全然駄作じゃないよ!今回も良かった!続き待ってるね〜!