テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
曲パロ〜っ!!
今回は、リクがあった
「ただ声一つ」
でございますーっ!
リクエストは、全然待ってますっ!!
次回も、リクのです!
それでは、GO-
短いです、
『きみのいない朝』
朝になれば また会えるって
昨日まで そう思ってた
玄関に残った 古い靴と
飲みかけのままの コップひとつ
「行ってきます」って
いつもの声がして
私は振り向きもせず
「いってらっしゃい」って返した
それが最後になるなんて
誰も教えてくれなかった
ねえ、お兄ちゃん
あの日みたいに笑ってよ
くだらないことで喧嘩して
私を泣かせてよ
大人になれば
忘れられると思ってた
でも朝が来るたび
きみのいない家が広すぎる
雨の日には 傘を持たずに
二人で走って帰ったね
濡れた制服を怒られて
「お前が遅いからだ」って笑った
私はいつだって
きみの背中を追いかけて
いつか追いつけるって
勝手に思ってた
だけど今は
どれだけ走っても
あの日の背中には届かない
ねえ、お兄ちゃん
もしももう一度会えたなら
「ただいま」って言ってよ
私はちゃんと「おかえり」って言うから
言えなかったこと
たくさんありすぎるけど
一番伝えたかったのは
たぶん、たった一つだけ
――生まれてきてくれて
私のお兄ちゃんでいてくれて
ありがとう。
朝になれば また会えるって
今でも少し 思ってしまう
玄関に残った 古い靴を
今日も私は 片付けられない
「いってらっしゃい」
誰もいない部屋に
小さく呟いて
今日も一人で
朝を迎える
#琉歌の部屋
彗@ていふ
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彗@ていふ
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#専用部屋という字読めますか?平仮名にするねせんようべや
彗@ていふ
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#🐏🪻❄️
彗@ていふ
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コメント
3件
凄いですね!
ああ、読み終わりました…。 「ただ声一つ」のリクエスト曲パロなんですね。お兄ちゃんを亡くした妹さんの視点、すごく胸にきました。 特に「飲みかけのコップ」と「古い靴」を片付けられないまま毎日を繰り返す描写に、喪失の重みがじんわり滲んでいて…。最後のあの「いってらっしゃい」を誰もいない部屋に呟くところ、もう本当に切なくて。でも「ありがとう」で締める優しさが、この物語の体温になってる気がします。 短いのに、しっかり心に残る一篇でした🌷