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ぷでぃんぐ
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コメント
1件
うわあ……第5話、すごくよかったです……!ttくんがjpくんの体調を気にして「Ωだから」ってちゃんと聞いてあげるところ、すごく優しくて。それでいて最後の「手、繋ぐ?」からの夕方の帰り道。もう勝ち負けじゃなくて一緒に好きを増やしていくっていう着地、じんわり沁みました。お互い照れながらも伝え合う距離感が本当に素敵でした🌷
『あなたにすきってつたえたい』
第5話 「Ωだから」
翌朝。
いつもの待ち合わせ場所。
tt「……まだかな」
今日は少し早く来すぎたらしい。
スマホを見る。
jpからメッセージが届いている。
jp『もうすぐ着くよ!』
tt『走ったらあかんで』
jp『走ってない!』
tt『ほんま?』
jp『ほんと!』
tt『ならええけど』
少しして。
遠くからjpが歩いてくる。
jp「ttー!」
tt「おはよ」
jp「おはよ!」
昨日までとは違って。
今日は元気そうだった。
tt「もう大丈夫なん?」
jp「うん!」
tt「ほんまに?」
jp「ほんと!」
tt「無理してへん?」
jp「してないってば!」
jpが笑う。
その笑顔を見て。
俺も自然と笑った。
学校へ向かう道。
いつもならくだらない話をしながら歩く。
今日も同じ。
……ただ。
少しだけ違うことがあった。
tt「……なぁ」
jp「ん?」
tt「昨日さ」
jp「うん」
tt「先生に聞いたんやけど」
jp「何を?」
tt「Ωって、体調崩すことあるんやろ?」
jp「……うん」
tt「ヒートとか」
jp「……うん」
jpが少し恥ずかしそうにする。
tt「しんどいん?」
jp「人によるけど……俺は結構しんどいかな」
tt「そっか」
jp「でも、もう大丈夫」
tt「ならよかった」
jp「……」
tt「?」
jp「ttって」
tt「ん?」
jp「昨日からずっと心配してるよね」
tt「そら心配するやろ」
jp「……なんで?」
tt「なんでって」
俺は少し考える。
tt「大切な幼馴染やから」
jp「……」
jpの顔が赤くなる。
tt「何?」
jp「……なんでもない」
tt「またそれ?」
jp「だって……」
jpが小さく呟く。
jp「嬉しいから」
tt「……」
俺まで恥ずかしくなる。
tt「……そっか」
jp「うん」
*
昼休み。
俺が弁当を食べていると。
jpが隣に座る。
jp「tt」
tt「ん?」
jp「今日、一緒に帰ろ」
tt「いつも一緒やん」
jp「……今日は特に」
tt「なんで?」
jp「昨日休んだから」
tt「……」
jp「今日はいっぱい話したい」
tt「……ええよ」
jp「ほんと?」
tt「うん」
jp「やった!」
jpが嬉しそうに笑う。
その笑顔を見て。
俺は思う。
――やっぱり。
こいつが笑ってるのが一番好きや。
放課後。
二人で学校を出る。
jp「今日ね」
tt「うん」
jp「昨日寝てたらさ」
tt「うん」
jp「夢見た」
tt「どんな?」
jp「ttと一緒に遊んでる夢」
tt「いつものやん」
jp「そう!」
jpが笑う。
jp「公園でね」
tt「昔の?」
jp「うん」
jp「小学生の頃みたいに」
tt「懐かしいな」
jp「それで」
jpが少し笑う。
jp「夢の中でも、約束してた」
tt「……何の?」
jp「『ずっと一緒にいよう』って」
tt「……」
jp「なんかね」
jpが空を見上げる。
jp「起きたとき、すごく安心した」
tt「……そっか」
jp「だから」
jpが俺を見る。
jp「これからも、ずっと一緒にいてね」
tt「……うん」
jp「約束?」
tt「約束」
jpが小指を差し出す。
俺も小指を絡める。
昔から変わらない。
でも。
今はもう。
ただの幼馴染じゃない。
俺たちは。
お互いに「好き」と伝えた。
だから。
もう。
隠す必要もない。
……はずなのに。
tt「……なぁ」
jp「なに?」
tt「好き」
jp「……!」
jpの顔が一瞬で赤くなる。
jp「……急に言うのずるい」
tt「言ってええんやろ?」
jp「……そうだけど」
tt「じゃあ、もう一回」
jp「やだ!」
tt「なんで?」
jp「恥ずかしいから!」
tt「俺は何回でも言えるで」
jp「……ほんと?」
tt「うん」
jp「……」
jpが小さな声で。
jp「……俺も好き」
tt「……」
今度は俺が黙る。
jp「……tt?」
tt「……いや」
jp「何?」
tt「嬉しいなって」
jp「……俺も」
二人で笑う。
その日の帰り道。
jp「ねぇ、tt」
tt「ん?」
jp「これからさ」
tt「うん」
jp「もっといろんなことしたい」
tt「例えば?」
jp「一緒に遊んだり」
tt「うん」
jp「一緒に帰ったり」
tt「いつもやん」
jp「……デートしたり」
tt「……」
jp「……////」
tt「……今、デートって言った?」
jp「言ってない!」
tt「言ったやん!」
jp「言ってない!」
tt「聞いたで?」
jp「忘れて!」
tt「無理」
jp「もう!」
jpが先に歩いていく。
tt「待ってや!」
jp「待たない!」
tt「一緒に帰るんやろ?」
jp「……仕方ないな」
jpが少しだけ歩く速度を落とす。
俺はその隣に並ぶ。
そして。
そっと手を差し出す。
tt「……手、繋ぐ?」
jp「……」
jpの顔が赤くなる。
jp「……いいよ」
ゆっくり。
二人の手が重なる。
ぎゅっと握る。
jp「……あったかい」
tt「jpの手もな」
jp「……えへへ」
夕方の道。
並んで歩く二人。
もう。
勝ちとか負けとか。
そんなことはどうでもいい。
好きになったのは。
きっと。
俺たち二人とも。
だから。
これからは。
一緒に「好き」を増やしていけばいい。
――そう思った。
――第5話 END
たくさん見てくれて
ありがとうございます!
なんか♡伸びないんですよね
頑張ってるのに🥺
これ見てくれてる人
感想聞かせてください!
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