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(ふんわりしてる…。わたあめみたい…。)
サイコパスがそう思っているとメンヘラが話しかけてきた。
「ねぇ。 私のこと嫌いなの?」
(怖いな…。)
「何だよ急に。別に嫌いではない。」
「じゃあ好きなの?」
「別に好きでもない。」
「何で?一緒にセ○クスしたじゃん!」
(なんかヤバイな…。)
「セ○クスして好きになるわけではない。お前にはチャライがいるだろ。」
「チャライくんは仮だよ。」
「…。」
(なんか気まずいな…。)
そのまま沈黙が続いていると誰かの声が聞こえた。
「ストーップ!ケンカはダメだよ!」
陽キャだった。
「別にケンカはしてない…。」
サイコパスが言った。
(まぁ。 気まずくなくなったけど…。)
そうサイコパスが思っていると陽キャが指を指した。
「ご、ごめん。でもさほら。悲しみくんが泣いちゃうし。」
そう言ってメンヘラとサイコパスが悲しみの方を向くと悲しみは泣きそうになっていた。
(え?)
「嫉妬…?」
サイコパスは驚いたように言った。
(嫉妬だよな…。うん。絶対そうだ。でも嫉妬のこと隠してるんだ。)
サイコパスが悲しみから目を離した。
「俺は少し一人になる。」
そう言ってサイコパスはどこかに行った。