(急に始まります)
腕をガッシリ掴まれてしまった。腕くらいなら、と抵抗してみたが、ビクともしない。
…細身なのがここで凶と出たようだ。
彼は、もがく私をよそ目に数本の触手を使い、体に巻き付けてきた。抵抗虚しく引き込まれてしまった……しかも少し苦しい…
「ぐっ……離してくれ…!!」
懇願した。
……が、逆に締め付ける力が更に強くなってきている気がする。
「ぅ゛ぅ……離し…お願いだ……」
🎩『あっははw 憐れだなー…ダメだろう?逃げちゃ。でもここで終わりにするのも少し勿体無いからね、やめてあげる。』
緩めてくれた。離してはくれないが…
恐怖はあったが色々と物申したかった。
「何故、こんな場所を作ったの…? 」
何より私の息子、クールキッドをあんな姿にしたのが彼なら、、流石の私も腹が立つ。
もちろん姿は関係ない。会えただけで嬉しい。
が…息子はアレがゲームだと錯覚してるようで、それが一番問題だ…!
🎩『それはね…―』
「君のせいで!!やっと会えたのに、息子はアレをゲームだと思っている…!!!何故こんな酷い事をする?!」
我慢ならなくてさらけ出した。
🎩『……』
こんな感情を表に出したのはいつぶりだろう。少し息が上がってしまう。
彼はしばらく沈黙を続けた後、不気味に笑って……
私の口を触手で塞いできた。
「…!!?」
声が出せない…
🎩『生意気だな…でもキミだけ熱中しちゃあ面白くない、今度はボクから話す事にしよう。』
「……💦」
必死に足掻くも、だいぶ力を入れているのか全く歯が立たない…
🎩『じゃあまず話したいんだけどさぁ』
🎩『エリオットくんの事でね』
嫌な予感しかしない……
🎩『思ったんだよ。 本当にエリオットくんはキミを許したのかなって。 』
私も心の奥底で思っていた。
だったとしても、
[償いとしても何か、なんだろうとしないと] って応えるのに必死で………
🎩『憎しみは簡単に消えるものじゃない。
だって、一度はキミと…ノリくんと、 二度にクールキッドくんがあのピザ屋を 滅茶苦茶にしたんでしょ?可哀想にねw』
「…!」
“ノリ”……昔、仲の良かった友人だ。
…今はキラーとして向こうに居る。
🎩『あっそうだ、ノリくんの話もしようか? 』
最悪だ、多分露骨に嫌な顔をしていると思う…
🎩『何?その顔…ボクに何か言いたいの?』
「……」
🎩『けど、ボクさぁ……そういう顔は好きじゃないんだよねー…』
そんなの知るか。って………? 口を塞いでいた触手が離れて…
……待って、何をしようと…
「……んむ…ッ…う゛…ぇ……」
触手が今度は 私の口内に突っ込んできた。
えずいてしまう…気持ち悪い……
🎩『ははっw やっぱり苦しむ顔の方がキミはお似合いだよ。しかもちょっと………フフッ…』
言おうとした言葉を大体察してしまった…
…息が……💦
🎩『ごめんごめん、苦しいよね?』
彼はそう言いながらも、触手で口内を乱し続けている。何が楽しいんだ……
「…ッ…ゃ……やぇ……っ」
呂律が回らないせいで全然伝わらない。
多分伝わっても辞めてくれないだろうが…
🎩『これはどう?』
「ぁ゛……ッ…」
喉深くまで入れられてしまった。苦しい……、
もはや力が入らず無抵抗だ…涙が出る…
🎩『ああ、泣いちゃった?でも…泣き顔も素敵だよ。なんなら唆るね…♪』
彼に何をしようが勝手に変換される…まずい。
流石に…もう………
「ぉ”ぇ…ッ…ゲホ……ッ!!………ぅ゛ぅ…」
…つい吐きそうになったが堪えた。
出してくれたようだ…良かった……
「ッ…はぁ……はあ…っ………」
息を整えないとタヒぬ…
🎩『このくらいで倒れるのも勿体ないし、まだまだ残さないとね。 』
彼はなにか企んでるようだが、私は一刻も早くここから抜け出したい……もう嫌だ…
彼がよそ見をしている隙に…!!
[―c00lgui作動―]
[TᗴᒪᗴᑭOᖇT・・・]
間に合ってくれ…
どこに飛ばされるかなんて知らないが……
🎩『……』
🎩『後ろ見て何ソワソワしてるの?』
「…あ……」
「これは…💦」
🎩『ダメじゃないか〜……c00lguiなんて使っちゃってさ。🤌』
指を鳴らした……?
「あれ……さっきまでここに…💦」
🎩『消しといたよ。邪魔だからね…』
消した…??そんな事も出来るのか…?💧
それじゃ…そんな……何も出来ないじゃないか…
🎩『……それにしても、よくないよ。また逃げようとしたよね?』
「…」
🎩『はあ…仕方ないな。』
なんだ……?
🎩『……お仕置だ…』
「お仕…置……?」
という事でね、終わりです。
書いてるこっちがニヤケちゃいます⌒ ͜ ⌒
1話の20いいね誠に嬉しかったです🥰
下手で適当な小説ですが、読んでくれてモチベが火山並みに噴火します。最高!!!
では、また!!
次の話過激にするか迷ってます。
ちなみにそういうの書いたことないです😙
コメント
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