前回同様
mtp注意⚠️
「…お前、誰だよ。」
『おれ?だから、貴方が笑えなくなったって言うから、守りに来たって言ったじゃん。』
「…そんなの、いらない。」
『えぇ、』
「いいから、帰って。」
『…灯りをつけるよ、君に。』
『笑ってほしいが為に。』
「!?」
お前が僕の前に来て、僕の手を握った。
その手が光った。
その光は僕の部屋を包み込んだ。
あんなに暗かった部屋が、綺麗に光ったようだった。
その中心で輝く君はまるで太陽のようだった。
“綺麗”だった。
でもー
『この光が亡くなる時、それが俺が消える時なんだ。』
「っ…」
『灯りをつけるよ。』
『君が、影に覆われぬように。』
お前は、、
お前の光が届いて、街が光ったように見えた。
綺麗に光ったようだった。
『…綺麗に光った街で、君だけは』
『、、笑いはしなかった』
『……』
「💢」
「…お前さぁ、なに人の部屋うろちょろしてんの?」
気が散って仕方ない。
『…だってぇ、』
…多分僕に帰れって言われたから、こんな萎縮してるんだろう。
「…じゃ、一旦そこ座れ。」
『え、なんで』
「いいから(圧)」
『ハイ…』
「お前はどうしたいの?」
『いやぁ…俺任務終えるまで帰れないんだよねぇ…』
「えぇ…任務って何?」
『言ったじゃん!貴方を笑顔にするんだよ!』
「あっそう、じゃあ無理だから諦めろ。」
『なんで!?』
めんどくさいことになった…こいつは何なんだよ。精?だっけ、よく分かんないけど。
…しょうがない。
「じゃあいいよ、家にいても」
『マジで?!』
すっごい嫌だけど…仕方ない
『それ声漏れてるから。かなし〜』
「あっそ、」
「そうだ、お前…名前何?」
『名前?…うーん』
悩むことじゃないだろ…と思いながら、別にこいつの名前なんかに興味はないけど。
でも呼び名が無いと流石に不便すぎる。
「名前、ないの?」
『うん…まぁ、そんなとこ』
こいつ…マジかよ、
「じゃあ、適当につけちゃっていい?」
『いいよ〜』
本当に適当でいっか、何かこいつの印象みたいな…
「わ…たいよ、う」
『太陽?』
「ぅん…」
『何それ笑、だけど面白いわ!』
『太陽〜』
「…じゃあ、太陽でいい?太陽くん、」
『いいよぅ〜』
『貴方って、ネーミングセンスいいね笑』
貴方…
「…」
「~~き。」
『ん?』
「っだから!僕は大森元貴、って言う名前なの」
『!』
『元貴!』
『そっか!』
『これから、短い間になると思うけどよろしく!』
今回はここまでです!
セリフ多くね?
なんか…2人、いい感じじゃない?!
今日もう1話だしたいなぁ…
がんばります!
【追記】
一応元貴(25〜28歳)ぐらいの設定です。
読者様の想像でもよし!
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コメント
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んなぁぁぁぁぁっっっ!!! 諦めた 大森 ☆