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続きのお話。のまた別の世界線の話5話から分岐した続きです。
6話を書き終えたあとどうしてもモヤモヤが残り🤍を救済したくて書いた話です。
🤍💛で終わる分岐ENDのような物なので本編のEND6話が気に入ってる方、🤍💛がダメな方は注意です⚠️
🩷💛ENDはありません。
キス有り⚠️
💛「分かんないんだ、、俺」
勇斗を見つめながらそう言った。
苦しかった。
でも柔太朗への気持ちで勇斗に縋るのは違うから…
🩷「分かんない…か」
💛「…ほんと、申し訳ない…」
頭を下げた俺に勇斗が小さくため息をついた。
🩷「……俺が引き止めても仕方ないね」
💛「…はやと」
🩷「…仁ちゃん、俺を好きって言うけど…無理してるの分かるよ」
💛「…っ」
🩷「…もういいよ。無理させたくない。そんな風に繋ぎ止めても…幸せにはなれないから」
勇斗の悲しい気持ちが直接俺の心に流れ込んでくるようで、胸が締め付けられた…。
💛「ほんとうに、ごめんなさい…」
🩷「いいよって言ってあげたいけど…今は無理かも…」
💛「……好きだったよ、、勇斗のこと」
🩷「…っ。もう、行きな」
💛「…ごめんっ」
涙がこぼれそうで、勇斗の言葉に従った。
玄関の扉を開けたとき、一瞬物凄く悲しくなった。
もうここには来れない…
ここで勇斗と過ごした日々は二度と戻らない。
―バタンッ
知らず知らずのうちに小走りになり気付いたら駆け出していた。
…柔に会わないと。
早く行って抱き締めないと。
彼は泣いてなんかいないかもしれない。
俺がどんな選択をしたってきっと受け入れただろう。
勇斗と同じように…
涙はもう引いていた。
💛「ハァ、ハァ…っ」
しばらく走った俺はやっと立ち止まり膝に手を付き呼吸をする。
あ…柔太朗に連絡しなきゃ…
💛「ハァ…」
―ップルルルルル
🤍「…仁ちゃん…?」
💛「ハァ、ハァ…柔太朗、今から行っていいっ」
🤍「っ…いいよ」
💛「うんっ…待っててっ」
🤍「…わかった。待ってる…」
通話をオフしすぐにタクシーを掴まえる。
何故こんなにも気持ちが逸っているのか。
早く会って言いたい、早く伝えないと。
…早く柔太朗に触れたい。
―――
柔太朗のマンションに着くとエントランスの奥に佇む人影があった。
…柔太朗!
ボフッ
🤍「仁ちゃんっ」
💛「……っ」
当たり前のように抱き留められた俺は消えない不安と安堵でいっぱいになる。
🤍「仁ちゃん……来てくれた」
💛「…来たよ」
🤍「…ほんとに、来てくれたんだね」
しばらく俺たちはお互いを確かめるように抱き合った。
―――
恋人繋ぎをした俺たちは柔太朗の部屋へと向かう。繋いだ手の温もりが嬉しかった。
―バタンッ
💛「んっ、じゅうたろ…っ」
🤍「仁ちゃ…」
💛「んっ」
🤍「はっ…」
部屋に入った俺たちは互いに吸い寄せられるようにキスをした。会いたかった。触れたかった。
抱き締めたかった。
もう大丈夫だよって、言いたかった。
💛「はぁっ…」
まるでドラマみたいにキスをやめないまま自ら服を脱いでいく。気持ちが逸って、さえぎる布さえ今は邪魔で、早く温かいその身体に触れたかった。
🤍「仁ちゃんっ、」
💛「あっ、なに」
🤍「もう大丈夫だから」
💛「…っ」
上半身の服を脱ぎ捨てた頃、柔太朗のやわらかな声が聞こえた。
顔を上げると、穏やかな柔太朗の目が俺を見つめていた。
💛「あっ…」
ふんわりと笑う顔が俺の上半身に降りていきキスを降らせる。
💛「っ、…」
🤍「ふふ…」
俺の手を握ったまま屈んだ柔太朗が胸やお腹にキスをする。
まるで壊さないよう大事そうに口付けられる。
🤍「…ふ」
💛「ぁ…」
立ったままの俺のお腹にキスをした柔太朗はそのまま顔を寄せて俺を抱き寄せた。
跪いたまま抱き締められ、まるで縋りつくような姿勢の柔太朗が愛おしくて。
🤍「……」
💛「……」
静けさが訪れ俺の呼吸も落ち着いてきた頃俺はそのままゆっくりと膝をついた。
スルリと首に手を回すと当たり前のように腰を抱き寄せられる。
💛「…ちゃんと話してきたよ」
🤍「……うん」
💛「やっとわかったんだ」
🤍「…なにが?」
💛「柔太朗が大事だって」
🤍「…うん」
💛「おまえが好きだ」
🤍「…ふふ…俺も大好き」
ぎゅうっと抱き合う。ここには二人しかいない。
さっきまでの不安はもう消えて、目の前の柔太朗の体温が俺をこんなにも穏やかにしてくれる。
🤍「…もうここには来ないかなって、思ってた」
💛「……」
🤍「…自信なかったから…仁ちゃんは勇ちゃんのとこへ帰るんだろうなって、思って」
💛「……」
しっかりと離さないように柔太朗を抱いたまま髪を撫でた。
🤍「…もしそうだったら、…嫌だけどそれでもいいかな、とも思った」
💛「…うん」
🤍「…仁ちゃんが悲しいのは嫌だから…」
💛「……」
🤍「なのに戻ってきてくれたから…」
💛「…うん」
🤍「嬉しくて泣きそう、」
💛「…どこにも行かないよ」
🤍「……」
💛「柔だけだから」
🤍「…ぁは…嬉しい」
上だけ裸の俺を少し服のはだけた柔太朗の温かい肌が包む。
心地よくて…このまま時間が止まればいいとさえおもった。
あんなに泣いて、泣かされたのが遠く昔のことのように思う。
柔太朗を守りたい。
この手でずっと…。
肩を掴んでその整った顔を真っ直ぐに見る。
💛「俺、守るから」
🤍「…」
💛「不安にさせたりしない」
🤍「…仁ちゃんかっこいいね」
💛「…うん」
🤍「でも可愛い。」
白い歯でニッコリと笑った顔に俺も自然と笑みがこぼれる。
🤍「ずっと一緒にいようね」
💛「…うん。ずっといよう」
西日の差すオレンジ色の部屋が俺たちを包んで、いつもの間にか繋がれた手が心からの安心を与えてくれた。
fin
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#妄想
memi(めみ)
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