注意事項等は1話と同じです
、、、くん、!!
、、ら、くん、!!
あれ、、この声誰やっけ、。
🍌 おらふくん!!
あぁ僕、もうすぐできっと居なくなるんだ、、
ごめんね、おんりー
病気、言わなくて
意識がゆっくりと堕ちていく感覚がする
おんりーの顔も声もぼやけてしまう
嫌だおんりーとまだ俺はずっとずっと、、
ようやく、、また逢えたのに、
もう別れてしまうの?
まだおんりーに僕のこと、、昔こと、、
伝えていないのにな、
ぁ、、、眠たくなってき、た、
嫌や、、嫌や、、、
永遠に、会えなくなるのは嫌や、!!
でも、、、これが運命なんやろか
なら、、俺は、来世もおんりーと居たい
夢、、じゃなくて現実に、変える、、
だから待っててなおんりー。
絶対、また会いに行くから
ありがとう。深緑の瞳で俺の大好きな人。
☃️ ここは、?
目が覚めると雲の上に立っていた。
いかにも天国と呼ばれそうな優しさがある。
意味もなく足元をじーと見つめていると
深緑色の髪の青年が泣いている場面が見えた。
☃️ 誰やっけ、?
記憶がとても曖昧だ。
青年の傍で死んでいる僕がいることはわかる。
大切な人のような、、いや考えるのはやめよう
胸が引き付けられるほど痛くなるから。
だんだん雲が下がっている気がする
病院らしきところから出た青年を追いかける
ダイヤモンドのように照らされた涙が、、
僕の頬 から流れる。
☃️ おんりー、?
🍌 おらふくん、、?なんでッ、!?
いつの間にか地面についていた僕は
大切で大好きな人のもとへ駆け寄っていた。
声をかけてみるとおんりーがこちらを向いた。
ふと手のひらを見ると自分から
虹色の光が出ていることに気がついた。
前を見るとおんりーからも光が出ていた。
☃️ これ、、どういうことや、?
僕は死んだはず、、、なのにどうして?
ギュッ
暖かい温もりが急に
僕の冷たかった身体を覆い隠した。
🍌 おらふくんッ、、
君にもダイヤモンドの涙がこぼれ落ちていた。
☃️ なんだか、、、わからんけど、
また、会えたね、!おんりー!
でも、、僕の体はほんのりと透き通っていた。
涙が僕の肩に落ちる度に虹色の光が
きらきらと輝いて身体がうすくなっていく。
🍌 おらふくん、!?体が透けてッ、、
☃️ 、ぁ、、やっぱり、、僕は、死んだんだ。
🍌 嘘だ、、おらふくんは今も目の前に、!!
次から次へと目から涙が溢れる
☃️ もう、、僕のこと忘れてや、?
忘れて欲しくないよッ、、。そう言いたい。
でも、、、僕は後少しで居なくなるだろう。
だから、、、おんりーの為にも、
🍌 そんなことできる訳ッ!!
☃️ じゃあ、僕がおまじないかけたる
☃️ 僕を忘れて僕の分まで幸せになってって
僕はおんりーの震える手をとり、
僕とおんりーの小指どうしを絡めた。
指切りげんまん、、、約束、忘れんといてな?
☃️ おんりー、、、大好き、だよッ、!
ふっと身体が軽くなる。
お互いの虹色の光は消えていた。
空彼方へと吸い込まれていく感覚がする。
大切で大好きな人とだんだん離れてゆく。
僕の体にはまだ君の温かさが残っているのに。
ぎゅっと自分を抱きしめた。
この温もりが永遠に続くように。
半透明のまま飛んでいる僕の体が、、
足元からきらきらと消えていく。
頭まで消えた瞬間、僕の目の前に
綺麗なスイートピーの花が飛び散った。
さようなら、僕の大切な人。
[END]
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