別居生活が始まり、2週間が経過した。
みゆは弘人がいない自宅で、快適な生活を送っている。
「はぁ…やっぱり自由って最高」
リビングのソファに寝転がりながら、だらだらとスマホを操作する。
弘人の前では良い妻を演じなければいけなかったため、こんな堕落した生活はできなかった。
(ひろくんがいない生活ってこんなに快適だったんだなあ)
そしてもうひとつ、みゆが快適に生活できる理由があった。
「みゆ、お風呂湧いたよー」
そう言いながら、兄の亮平がリビングにやってきた。
弘人が出て行ってから、亮平は頻繁にみゆの家を訪れ、食事の準備や掃除など身の回りの世話をしてくれていた。
「お兄ちゃんって暇なの?こんなに頻繁にうちに来て、家事をしてるなんて」
「暇*******************
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