次の日____
「あ?うちの会社員が殺人の罪を着せられただァ?」
坂野が不機嫌そうに言う
「そー何ですよ!」
山野が言う どうやら、信じてもらえない様だ
「部長!ほら、これ昨日の録音音声です!」
園山が坂野に昨日の通話内容が入っている録音機を渡した
ピッ
ザザッ
「せ、せせせせ先輩〜!私何かしましたか〜?警察署で殺人罪掛けられてるんですぅ!」
電話越しに心雨の声が聞こえる
「え?」
山野の声だ
「おら!変われ!」
乱暴な声が聞こえる
「実はなァ?お宅の会社員がよォ殺人の罪犯したってのに認めねぇんだ。明日○○警察署まで来やがれくださいね〜!」
心雨が罪を認めないせいか随分腹が立っている様だ
プツッ
ツーッツーッ
「……………こいつ日本語可笑しく無かったか?」
坂野が言う 今それどころじゃ無い
「ま、まぁ来いって言われたし……行ってきますね!」
山野が逃げる様に会社を飛び出して行った
「それじゃあ、部長私も……。失礼します。」
小走りで園山も出て行った
「おい!書類どうすんだよ!」
出て行った山野と園山に坂野が怒鳴る
「もう、昨日のうちに終わらせてましたよ?」
隣の席の中山が言う
「チッ そうか……。」
坂野が悔しそうに言う 人に舌打ちはしちゃいけませんよ
一方その頃山野と園山は____
「………山野君?」
「はい!何ですか!」
「これ、どう言う状況?」
どうやら山野と園山は 会社に直接向かおうとした刑事に捕まえられた様だ
「君たちですか。殺人罪の会社員の上司は。」
こちらは真面目な超真面目な新人刑事の近藤君
ちなみに推しよ☆
「えっと…違います!」
堂々と嘘をつく山野
「嘘を付くのは辞めてください。さっさと署まで同行して下さい。」
秒で見抜かれた様だ
「はい。そうです。でも、うちの社員は殺人何てしてません。」
流石園山パイセン!かっこいい!
「じゃあ、署までご同行願います。」
呆れた表情で近藤が言う
「え〜〜!?」
山野が言う 山野はどうしても行きたく無いようだ
「行くわよ。山野君?」
またも圧を掛けながら園山が山野に言う
「はい。行きます。」
どんまい山野
2❤ 𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩
(ま、行かなくても書きますけどね☆)
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