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lrng要素少なくてごめんねー。 大変申し訳御座いま千円頂戴。
なぁぎちゃんやみふわきかわいい
”lrng。どぞ。
『ろーれんさん、おそい。きょうのにじ、さんじには
おわるって、かえってくるっていってたのに…もぉごじだょ?
うそつき。さぎし…あやしい…ぼうりょく…でぃーぶい…おんな……』
最初、初めて会った時や配信を見て思っていた偏見をつらつらと述べる。
私、四季凪アキラは今絶賛病んでいる。数ヶ月前に片想いしていた
相手から告白され、念願のカップルになれたというのに。
前までは平気だったのに今では独りになるだけで
自分が恐くなって病んでしまう。
もう、いいさ、今日は月に1度の病みふわdayなんだし。
そう、“病みふわday”これは私の月に1度のイベント。
リスカや根性焼き、など自分の身を傷付けるものが病み。
お酒やOD、などふわふわした感覚に陥るものがふわ。
これらの事を1日でする為、合体させて“病みふわday”と
呼んでいる。
私は病みふわdayを普段はローレンさんの居ない所で
やっている。大きな任務で出張中の時や、あとは、
誰かと旅行にいったときなど1日、24時間以上
帰ってくる予定がない時にする事。
だけど今日はいぃや。早く帰って来ないローレンさんが悪いもん…。
まずはコンビニに行って、お酒と、頭痛薬、ローレンさんが何時も吸ってる
銘柄を買う。お酒は目に入った物を片っ端からカゴに入れていく。
お酒が重たくて袋が破けそうだが、まぁいいとしよう。
そして、家では隠していた自分用のライターとカッターを用意する。
そこから儀式は始まる。
まずは酒のプルタブを開ける。
《カシュッッ》っと自分の汚い心とは真逆な爽快な音が響く。
普段はペースが遅めだが今日は楽しむ為にお酒を飲むんじゃないので
何時もの2倍以上のペースで缶を空け始める。
次にライターに火を宿らせ煙草の先端に当てる。
火が付いた煙草を2、3回蒸してから片手で長ズボンをお尻まで捲り
太股に火が黒く靡いている煙草の先端を当てて痛み、快楽を楽しむ。
『ぁぢッッ』
数分待てばしっかりとした跡が出来る。同じ事を数回繰り返すと
煙草は短くなってきたので灰皿に押し付ける。
次はカッターを握る。太股は捲ったままで。
たった今、根性焼きをした黒い跡を、皮膚を、
カッターで丁寧に剥ぎ取る。勿論、血は出てくるが痛みはない。
まぁ、痛みがあるならこんな事やってないけど。
『ぁーあ、ちがぉおすぎりゅ…』
30分弱、凄いペースでお酒を空けていた為、
頭痛がしてきた。そういえばコンビニでOD用に頭痛薬を買ったなと思い、
3度に分けて全錠を飲み干す。
今更、狂ってるな。なんて思い出す。小さい頃じゃ薬なんか害が
ある物しか貰えなかったのに今じゃ自分の為にいくらでも買える。
酒で薬を飲んだ為か一気に怠さと気持ち悪さが襲って来る。
きっと、お酒でアドレナリンが出てハイになり過ぎたんでしょうね。
そんな事を悠長に考えながらトイレへ向かう。
ガチャッ
『ぉえッッ!けほッ、かほッッ…ハァハァ』
ビチャッビチャッ
ピッ ザザァーーー
『ふッうぅ……』
洗面所に向かい、鏡を見ると有り得ない程にやつれた身体があった。
私はそんな事は気にせず口を濯ぎ、やつれた顔にメイクをした。
まるで、死化粧の様に。肌の血色を良くし、紫に染まった唇にも
紅を乗せる。シェーディングなんてしなくても良いくらい顔はやつれていた。
だが、頬は自然な程までに赤くなり、人間味を醸し出していた。
リビングに戻りお酒の空き缶と薬の空き瓶、リスカの血を処理し、
元の状態へ、だけれども生きてる事が伝わる程に片付ける。
ガチャッ
[ただいまぁー!ぁれ?アキラー?]
来てしまった。
『はぁい、お帰りなさい。』
[スンスン……ぁれ?アキラ、怪我した?]
『スゥー…実は書類を探していた所で紙で指を切ってしまったんです。』
[……]
『どうされたんですか?処置ならしましたよ?』
[違うでしょ。場所は分かんないけど指は怪我して無さそうだし。]
『ぁーあ、もうバレますか…』
[で?何処なの?]
『…ッッ…やっぱ言いません。』
[いっッt]
『ねぇ、ローレンさん。私の事好きですか?』
[ぇ?好きだけど…]
『じゃあ、質問をかえます。今の私、綺麗ですか?』
[凄く綺麗だけど…どうした?]
『なら、言いです。お疲れでしょう?今日は一緒に寝ましょうね。』
[ぇ?ぁあ、ぅん。]