俺の名前は香月紫苑。裏神の事務員として潜入している天羽組の女装ヒットマンだ。
野田「香月ぃちょっと時間くれぇ」
香月「え…でもこれから夜の店の偵察が…」
野田「男 野田の言うことは絶対な野田!いいから話を聞く野田!」
香月「わかりました…!」
野田「知っての通り今天羽組のシマでヤクがばらまかれとる。あと時々爆音がする野田。調べたところ麻薬戦争の影響らしい野田。だから伍代に調べさせたら、裏神が事務員を募集してた野田!」
香月「つまり、私が事務員として潜入して情報を引き出してこい…ということですか?」
野田「あぁ、だが今回はモノが違う。今日本で1、2を争うほど巨大化している。無論無策では挑めまい…だからこそ香月の技術が必要なのだ。」
香月「承知致しました。」
(て…てか麻薬組織が事務員なんて募集するものなのか…いや警察も動く場合もある。カモフラージュの意味合いも込めているのか…?)
〜面接〜
面接官「では面接を始めます。」
香月「はい。お願いします」
(監視カメラの数、見張りらしき人物の人数、おそらく幹部陣らしき者たちの人数…さすが日本最大勢力のマフィアってところか…でもな…このくらい何万回も受けてきてんだ。ミスらねぇよ。)
〜数分後〜
面接官「今日はありがとうございました。」
香月「こちらこそ、ありがとうございました」
鳳崎「ぐ…」
(クソッタレぇぇえ!昼に食べた定食弁当当たった…おもっくそ痛いやんけえええ!?)
香月(ん?あいつは…幹部の鳳崎じゃねぇか)
香月「あ、あの…」
鳳崎「あ゛?」
香月「ヒッ!?大丈夫ですか??腹痛すごそうですけど…痛み止めならありますけど…いります?」
鳳崎「姉ちゃんええの???ありがたいわ!!」
香月「い、いえ…体質に合えばいいのですが」
鳳崎「ありがとうなぁ!お礼に後で鳳崎家のあんころ餅差し入れに持ってくわ!…て面接?」
香月「はい、事務員の面接に…」
鳳崎「姉ちゃん顔綺麗やし、頑張ってな!」
香月「はい!」
(面接は終わったけどな…てかなんだこいつ…マフィアに似つかわしくない爽やか系じゃねぇか)
数日後
香月「おっし合格」
ここからどうなる香月
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