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「いやぁこの街も楽しかったねぇ」
俺たちはこの大都市を楽しみ、次の街に行こうと門に行くと
「止まれ!」
「?」
なぜか門番に行くのを止められた。なぜダメなのか聞くと、どうやらここから先は幻影獣がうじゃうじゃいるそうなので、通行止めにしているそうだ。
「困りましたねぇ…ネモフィラ。ここ以外に目的地に行く道はないんですか?」
「無いわ。」
「まじですか…」
「門番さん。何とかならないんですか」
「あるには…あるんですが…」
と門番が言ってきたので俺たちは聞いてみることにした。
門番の話によると、この先に行っても死なない実力者が3、4人いれば通す。ということだった。
「でもそれをどうやって示せば?」
とスターチスが聞くと門番はある方向を指差して
「あの闘技場で1ヶ月後チャンピオンシップが行われます。そこで上位に入れば良い…というのがありまして…」
「じゃあそれに参加するか」
「待ってください!必ずチャンピオンシップでは死人が出ています。貴方達がとてもお強いのはわかるのですが…貴方達以上に強い人もたくさんいます!なので、もう少し考えた方が」
と門番が言いかけたところでぽんっと門番の肩を叩いてルシアが
「大丈夫!この人達門番さんが思ってるよりもずぅぅぅっと強いから!」
と言われると門番は鳩が豆鉄砲を食らったような表情をした。
そんな門番を置いて、俺たちはそのチャンピオンシップの会場に赴くことにした。
俺たちは会場に着くと、その広さと相当な実力達がうようよいるという事実に驚いた。
腕に自信のある肉体派の剣士や魔法使い達が集まっている。そこで俺たちは少しでも確率をあげたいからと全員がバトルシップに参加することにした。申し込みをしてから、俺たちはネモフィラの案内で宿屋に行き、明日が来るのを待った。
翌日
トーナメントが貼り出されていた。