荼毘さんは優しく、私に触れてくれる____
でも、弔くんのように
「好き」とか気持ちを伝える事はない
きっと、
荼毘さんが辛くならないようにできるのはこの方法しかないのかもしれない____
もっと他に荼毘さんの事を認めてる、
受け止めてるよ、っていう証はないのだろうか……
そう思うと
罪悪感でいっぱいになる
「凛〜……!」
弔くんは私の事を愛してくれているのに____
「り〜ん〜!!」
私は____
ガブッ
『ひゃっ!?///』
いきなり弔くんにうなじを甘噛みされる
『どしたの?弔くん』
そう言って、後ろから抱きしめる弔くんに問いかける
と
ギュゥゥ
弔くんは抱きしめる力を強め
「さっきから呼んでるのに……
全然凛が答えてくれないから。」
と拗ねる。
可愛い。
『ごめんね?ボーっとしてた』
そう答えると
「……俺といるのにボーっとするの?」
低い声で言う____
あ、
やばい、
地雷踏んじゃった……?
恐る恐る
『ごめんね……?』
と言いながら
弔くんの方を向く____
と
ジイイイィイイ
めちゃくちゃ私の事見てる弔くん!
はっ恥ずかしい!///
思わず顔を手で隠すも
「なんで隠すの?目、合わせてくれないの?」
と
手を剥がそうとする
そして弔くんの力で手が剥がされると
バチッ
目が合う____
うっ……///
かっこよすぎて見れんッ……///
弔くんに手は握られてるってかもう固定のようにギュッと握られていて
目をそらすと
「ねぇ」
弔くんは言う
『ん?』
ギュゥゥ
私を抱きしめる弔くん
そして耳元で
「俺の事好き?」
と問いかける。
そんなの
『好きだよ、弔くん』
そう、言うと____
いつもなら、弔くんはこれで満足したかのように
ご満悦な顔をしてニヤニヤしてるんだけれど
今日は____
「なら、」
ガシッ
『え?』
ソファーに押し倒される
「証明してみせて」
そう言って私に馬乗りになり見下すように言う
証明って、、、
一体どうやって、、、
私は
『弔くん、好きだよ』
そう言って頬に触れる____
と
弔くんは
「そんなんじゃ足りない」
そう言ってニヤリと笑う____
……
じゃぁ……
弔くんを引き寄せ、
チュッ
頬にキスをする____
これでどうだ!
「…………」
弔くんはキスをした頬を押さえ私を見つめ何か物足りなそうに黙り込む
まだ、、、足りなかったかなぁ
そう、次はどうしのうかと考えてると
ズイッ
弔くんに床ドンをされたかと思えば
「……これだけ?」
フゥゥゥ
耳元で囁き息を吹きかけ____
『ひゃっ!?///』
ガブッ
と甘噛みする
くすぐったい
『ん……待って』
そう言い、もう一度弔くんを引き寄せ
両手で頬に触れる____
そして
チュッ
触れるだけにキスをする____
そして
『好きだよ』
と言えば
「ん…………」
弔くんは私の胸に顔を置き
私の方をじっと見つめ____
「ッと……」
『ん?』
何言いかけたの?
そう言おうとした____
チュゥゥ
クチュッ
弔くんの舌が入ってくる
『ふッ……んっぁ』
酸欠になりそうなキス____
声を何度も漏らす
途切れる度
「凛……」
「好き……」
と何度も言ってくれる弔くん
愛おしい、
とはこういうことなのだろうか?
キスは激しいけれど、私は
弔くんの綺麗な髪をゆっくり、
ゆっくり、
『好き……』
『好き……』と心の中で何度も思いながら撫でる____
キスが終わる
息ぎれする私たち____
弔くんはそのまま私の胸に顔を埋め
「ん〜…………凛〜〜」
と言って
ギュゥゥ
と 抱きしめる。
なんだこの可愛い生き物は?
そう思い
また頭を優しく撫でると____
弔くんは私をジィっと見つめ
ニコッと微笑み
「もっと……シたいよ凛」
と
首筋に
チュゥ
とキスをすれば
耳元で
「ベッド行こう?」
と囁いた____
コメント
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うわぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"!! いい!凄くいい! こんなにハマった夢小説は 無いかもしれません!! 続き待ってます!!!