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“注意事項”
・二次創作
・ロフマオメイン
・世界滅亡した後の想像のお話
・空想上の化け物出てきます
・死ネタ
・半分(?)獣化します
これらが大丈夫な方はどうぞ!!!
甲斐田視点
翌日の朝、陽の光で目が覚めた。
「ッあ…」
ふと物音がした方を見ると、大量のガラクタとネズミの死体が隣の席に並べられていた。
確か猫って狩りが好きなんだっけな。
「あーもう最悪…片付けるので手伝ってください。」
「はいはいw可愛いとこあるんですから全くも〜w」
ヘラヘラしてもちさんの肩にポン、と手を置きそう言う。
「ッキッ…」
物凄い眼力でこちらを睨む。僕は身を引いた。
「ッヒェ、…すみません…」
「次は原型留めないくらいに引っ掻いてやりますから。」
エグいって。怖いって。そんなに嫌だった、?なんて考えながらも机の上に綺麗に並べて置いてあるガラクタを外に捨てていった。
ガラッ、ガチャ、ッ…
全て捨て終わった後には小さな山が出来ていた。
「ほら甲斐田くん、2人を起こしますよ。」
そう言ってもちさんは不破くんを起こしに行った。僕は社長の肩を揺すり、起こした。
「ッん”〜、?ぁ、おはようございます…ごしゅじ…」
ご主人!?!!??今ご主人って言いかけてたよね!?!!??
「…おやすみなさい。」
「また寝ないで!?!?」
と、言いながら僕は少しニヤニヤしていた。
「うわ、甲斐田くんキモ…」
「何社長見てニヤニヤしてるんや。ちょっと引いたぞ。」
「そんなに言うッ!?え?!」
「うるせぇ甲斐田。」
それにはぐうの音も出ない。確かにちょっとうるさかったかもと反省をした。
「…はぁ、なんでしょうね。勝手に身体がこう…動いてしまうのは…」
と社長が起き上がりながらそう言った。
「犬は忠誠心が高いと言いますしね。何か作ろう!と言ったのも社長ですし。」
「それなら猫は収集癖が、?」
「猫って確か元々肉食動物なんやろ?生きる為に狩りをするって聞いた事あるで。」
「出た!不破さんの無駄にある謎知識!」
「あ”?」
真っ直ぐ目を見て睨み、歯を立てながら喉を鳴らして威嚇をしてくる。
「甲斐田さんは口を慎みましょうか!」
「はぃ…すみません…」
「…まぁ、でもなんか野生動物が生きる為に工夫してきたみたいな感じで歴史を感じますね。」
もちさんがそう言った。
「確かにその動物特有の仕草がそのまま影響されてるって凄いですよね!」
「確かに、」
なんて雑談しながらここを出る準備をした。と言っても準備するものが無いからすぐに出る準備ができたけど。
まだ早朝っぽい雰囲気を醸し出していた。
「…ん”〜ッ、」
朝日を背景に伸びをする。
「じゃ、元に戻れる薬を探しながらろふまお畑に向かいますか。」
もちさんがそう言う。
そうだ、目的はろふまお畑に行く事だった。その事を思い出す。
…あれ、自転車…
そういえば自転車あの謎の黒い粘液が出た所に置いてきたまんまだよね…3人は大丈夫とはいえ僕はどうするんだ、?
「さーって、いっちょ走りますか!」
不破さんがそう言う。
「あそこまで競争しますか不破さん!」
と社長。
「やろうぜ社長!じゃあよーいドンで走ろうや!」
「負けませんよ!?」
「じゃ、54321!ドン!」
「ぅえ!?ちょ不破さん!?」
そう言って2人とも歩道橋の下を目指し、走り始めた。
「脳筋共め。」
ともちさんが腕を組みながら2人の後ろ姿を見ていた。
僕は思わず吹き出してしまった。
「ッww脳筋共ってもちさんww」
「甲斐田くんの移動方法も分かってないのに行ってしまうなんて馬鹿じゃないですか。」
と冷たく言い放つもちさん。
「まぁ、そうですけど…w」
もちさんが辺りを見渡し、何も問題無い事を確認したのかこっちに駆け寄り、こう言った。
「肩に乗せるタイプの動物じゃないんであんまり速度は出ませんが僕の肩に乗ってください。歩道橋までは送ります」
「えっ、いいんですか、!?僕が言うのもあれですけど180もある人間を170の人間が背負うなんて無茶ですよ!!」
「うるさいですね。剣道部と猫の筋力舐めないでください。というかここでぐだぐだしているとあの脳筋共がそそくさと行ってしまいますよ。」
まぁ、それは確かに…と思いもちさんの肩を借りる事にした。意外と涼しい顔で街中を駆け抜けていく。
「ッは〜…ま、こんくらいなら余裕ですよ。」
あっという間に着いてしまった。もちさんの肩から降り、2人と合流した。
「んぁ、忘れとった…そーりぃ、」
「あ、すみません!!ちょっと楽しくなっちゃって…」
なんて会話をしながら、社長の肩を借りる事にし、治す薬品+ろふまお畑に向かう事にした。