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🎼side
🎼「あのなぁ…」
🐈⬛「そういうのはもっと早めに言え、でしょ?」
こいつ…分かってて言わなかったのかよ…
🐈⬛「ほら、さっさと行くよ」
リリーはそう言って、瓦礫の奥へと進んで行った。
🎼「…振り回されまくってんな、俺。」
そう言いつつも、そうされるのも悪くない気がしていた。
奥に進むと、廊下のような場所に出た
左に扉が一つ、右に扉が二つあり、その奥には階段があった。
🐈⬛「…どうする?私は右の階段に近い方から行こうと思ってるけど…」
リリーはそう言いながら、本のページをペラペラと捲っていた。
🎼「そうか。んじゃ、俺は左の方見てくる。」
そう言って、リリーは右の階段に近い方の扉へ、俺は左の扉へと向かって行った。
扉の前に着くと、中から物音が聞こえた気がした
俺はドアノブに手をかけ、できるだけ音を出さないようにゆっくり開けた
開けた先には、埃っぽい物置のような場所だった。
🎼「…埃臭ぇ」
ぐるっと見渡すと、やや小さめの棚や段ボール等があった
そしてその奥に、扉も見えた気がした。
🎼「…あっちから行くか」
棚の引き出しを開けると、本が入っていた
ページをめくると、丁寧な字でこう書いてあった。
『虚像の鏡』
虚像の鏡とは、その名の通りに虚像を映す鏡である。
虚像の鏡に映ると、認識が狂うと言われており、最近は見つかり次第、壊されている。
遠い昔に作られ、真実を映す鏡である真実の鏡と間違えられ、大量生産された。
『真実の鏡』
真実の鏡とは、その名の通りに真実を映す鏡である。
遠い昔に作られたが、虚像の鏡と間違えられ、1つしか作られなかった。
🎼「…鏡、ねぇ」
俺は本を棚の中へ戻し、奥へと進んでいった
奥に進むと、見るからに重そうな扉が少し開いており、そこから光が出ていた。
🎼「…なーんか嫌な予感するんだよなぁ…」
扉を開けると、異質な白い部屋だった
部屋には、中心にあるひび割れた鏡以外、何も無かった。
恐る恐る鏡に近づいてみると、薄汚れた服を着た自分が映っていた
よーく見てみると、所々に血のような赤黒い痕が付いていた。
🎼「…どっちの鏡なんだ、これ」
鏡に映っている自分の姿は、虚像なのか、それとも真実なのか。
🐈⬛「随分と考えてるみたいね、リズム」
🎼「…びっくりさせんなよ、リリー」
🐈⬛「別に気配を消してる訳じゃないから、許してね。」
#創作
ゆずき
193
#主も意味不明
バガラジー
143
耀聖(ようせい)
434
873
コメント
4件

ゾクッとした!!! リズムが映ったのは「真実の鏡」なのか? それとも「虚像の鏡」なのか・・・? もし、「虚像の鏡」だったとしたらリズムの「認識」が狂ってしまう! 落ち着き払ったリリーの登場! リリー!早く答えを聞かせてくれ! リズムは…どうなる????
リリーとリズムを、どうやって離そうか悩んでたらこんな時間でした。 ほんっとうすみませんでした。 続き頑張って書いてるんで許してください。
うわあ、今回好きだなあ…💭 リズムが「振り回されまくってんな」って言いながらも、それを受け入れてる感覚、すごくわかるよ。虚像と真実の鏡の設定、不気味でいいね。自分の血まみれの姿が映る鏡って、どっちなんだろう…。続きがすごく気になる展開だった!