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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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hm「はあ″ぁぁ、だる。」

マフィア。昔から憧れていた職業。俺の主な役割は幹部と殺人、それから拷問だ。オヤジ(ボス)の命令で動く社会。普通に暇だった。今日もまた、くだらない仕事を任されるんだろうな。ドアをノックし中に入る。そこにいたのオヤジ…ではない知らん奴。誰だこいつ。ワシよりデカいくせに間抜けな顔しやがって。

st「はじめまして~sssすちです…!首領様からのお誘いでマフィアの二次組織に加入する事になりました~まだここがどんなことろか分からないので幹部様から教わるように言われました!」

いや滑舌わっる。自分の名前言えてたか?語尾ゆるすぎだし。俺とかオヤジの事そんな呼び方する奴みことの馬鹿くらいだぞ。こいつも馬鹿なのか。しかもオヤジからの誘いって何したらそうなるんだよ。初日で二次組織加入も普通あり得ねえぞ。普通数年かかるぞ。ヤバいこいつ、ツッコミが追いつかねぇ。意外とおもしろい奴だな。嫌いじゃねぇ。

st「あの~…幹部様?」

hm「すちお前、気に入った。」

st「え?」

hm「気に入ったぞ。早く付いて来い!」

早歩きで簡単に説明していく。俺のテキトーな説明でも真面目に聞いていたから、馬鹿ではないだろう。1つ面倒いのはこいつも役割が主に殺人と言うところ。誘拐も任されたらしいが、こいつの性格的に殺人も誘拐も難しい。

hm「なぁ、お前狙撃銃使ってみない?」

st「そげき…あ~!相手を長距離からですか?」

hm「そうそう。向いてると思ってな。」

st「幹部様が言うならやってみます!」

それから約1ヶ月間で得る程度の技術を磨いた。あと敬語も外させといた。隠語も直ぐに覚えて、優秀そのものだった。今日、初任務をする。だからやりやすいように敵少なめ、内容薄めで注文した。標的も3人だけだし、俺がついている限り大丈夫だろ。

st「暇ちゃん、どの人狙えばいいの?」

hm 「あのハゲ頭の酒飲んでる奴と、群がってる女共の中に居る紺色のワンピ着てる奴と、…」

俺が説明してる内に、3人全て殺ってしまった。

hm「ナイスすち!」

st「やったね!暇ちゃん!」

hm「おう!」

可愛いやつめ。初任務を難なく終え、アジトに戻って来た。そこに二次組織の1人が駆け寄って来た。すちがオヤジに呼ばれているらしい。すちは急いで行ってしまった。寂しさと疑問が出て来る。なんで呼ばれたんだ?そもそもオヤジからの誘いってあり得ねぇぞ。他人に興味抱かない奴が誘いなんてすんのか?違和感がある。

st「ひぃまちゃ~ん!…ただいま!」

hm「お帰り!何してたんだ?」

st「あぁ~…ちょっとした世間話を…!」

そう言うすちの目は泳いでいた。俺の抹茶ティラミスを勝手に食べた時と似ている。…ようでなんか違う。焦ってる?…まぁこれから探ってくけん大丈夫か。

hm「そっか、!じゃ、もう時間遅いし家帰るか!」

st「うん!」

それに今、すげぇ楽しそうな顔してるし。

かわいいやつだな、ほんと。

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