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えす𝕊
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「今度さ、抱いていい?」
「…は?」
怒りでもなく悲しみでもなく、ただただ驚愕に満ちた表情だった。
しばらく思考停止した茈が、口を開いた。
「抱くって、そういうことだよな…?なんで…?」
そう聞かれれば赫は答えられず顔を真っ赤にした。
「なんでって、その…//あの…あれだよ…」
「茈抱いたら、どんな声で鳴くトカソウイウノダヨ…」
自信をなくしたように声量がフェードアウトしていく。
「俺が感じてるとこ見たいとか…///そういうことでいいんだよな…//?そう受け取るからな……///?」
流石にここまで動揺されるとは思ってもみなかった赫は、予想外の反応にまたもや顔を赤く染め上げる。
そんな沈黙に耐えきれず茈は口を開く。
「わかったから…///絶対抱かせるから…今日はもう疲れただろ……//?また明日とかな…」
とにかくこの場を終わらせたいと言う思いで口を滑らしてしまう。
完全にミスった。流れで承諾してしまった。そう茈は思い、焦りまくっていた。
「もう寝るぞ…はい、おやすみ…」
雑に布団をかけて目を閉じる。
一方赫は心の中で、
「言質とったぁ…」
ガッツポーズをしていた。
翌朝。
茈は気合いでなんとか昨日の出来事を忘れることに成功した。
「おはよ…赫?」
しかし、そんな茈のことなど考えもせず、開口一番赫は言った。
「茈、昨日のこと覚えてるよね…?」
一瞬で記憶が蘇る。決して嫌ではない、嫌なわけではないと心の中で否定しつつも、さらっと了承した昨日の自分を恨む。
「今日から…始めるよ?開発。」
茈はその言葉を聞いて、改めて顔を赤くしてしまった。
そして、赫にしてもらえる喜び、今まで赫の開発の様子を目の当たりにしてきた茈の、
「あれを自分がやるのか…」
という複雑な感情が入り乱れ、葛藤していた。
そんな茈を気にも留めない赫は、
「夜、楽しみにしてる…」
そう呟いた。
コメント
1件
読了したよ〜!🥀 赫のストレートすぎる「抱いていい?」から始まって、茈の動揺っぷりが可愛すぎた…/// でも流れで承諾しちゃうところとか、翌朝の「開発」発言でまた赤面するとか、本当に二人の空気感がたまらない。赫の「言質とったぁ」のガッツポーズ、完全に勝利の構えで笑った(小声)。次、どうなるんだろう…ドキドキしながら待ってます🌙